企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【企業法務】設置直後の法務部門の役割

1.法務部門の設置のきっかけは? 障害者団体向けの料金割引制度を悪用した郵便法違反事件で元部長が逮捕されたベスト電器で6月1日付で法務部が設置されている。 http://www.bestdenki.ne.jp/library/image/company/20090529jinji.pdf しかし、総務部長と兼任という形式なので、おそらくこれは世間に向けたポーズというものだろう。果たしてまともに機能するかは微妙なところである。 企業が法務部門を設置するきっかけは様々であろうが、コンプライアンスに対する企業の取り組みが要請される時代なので、必要に迫られてというパターンが多いかもしれない。やはり収益には直接貢献しないため、経営者サイドは積極的になれないのだろう。法務部を作るのは簡単だが、実際にゼロから法務体制を構築していくのは本当に大変であり、法務部長の役割が問われるところだ。 2.設置直後の法務部門の役割 かくいう私も前職である会社には法務部門の設置と同時に入社することとなり、なかなか苦労したものだ。一番大変なのが、社内への認知活動であった。そのため、どのような簡単な仕事でも迅速かつ良質の成果を生み出すことを意識した上、法務部門がどんなに役立つか宣伝することに努めたのである。それでも最初の半年は暇な日々を送っていたものだ。言い換えると、完全に給料泥棒状態だったと思う(笑)。 同時期に入社した某先輩は、あまりの暇さにモチベーションが下がったらしく、半年ほどで転職していった。某先輩は十分なキャリアを持った人だったので、次の転職先が見つかったのだが、私は法務経験がその会社が初めてだったので、そうもいかず悩んだものである。それでも、設置後1年ほどするとコンスタントに契約審査依頼や法律相談依頼などが舞い込むようになり、自信につながった。そのときの経験が自分に非常にプラスになっており、現在の職場でもそれは生かされている。 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ