企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【社会・経済】日本の実質失業率は?

先月総務省より、日本の完全失業率が5.7%と過去最悪であることが公表されたのは記憶に新しいところだ。  http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0902&f=politics_0902_004.shtml しかし、今日あるビジネス雑誌に目を通したところ、「企業内失業者を合わせると実質失業率は10%近くに跳ね上るのではないかと懸念される」という記事が掲載されていた。というのも、昨年のリーマン・ショックを経た大不況を受けて、雇用助成金の支給でなんとか解雇を行わないで耐えしのいでいる企業も多いのだが、この雇用助成金もうがった見方でとらえると、政府がこれ以上日本の失業率を上げたくないため設けた制度ともいえる。 自社の営業マンに聞くと、愛知地区では自動車産業の景気悪化により、週休4日という会社もあるということだから、驚きである。また、転職活動を行っている知人に聞くと、求人数も少ない上、求人側の求める人材スペックもかなり高くなっているようだ。さらに、人材紹介会社も求職者があまりにも多いため、いちいち個別面談を行わず、電話でのヒアリングで対応しているとか。私が転職活動を行っていたときは、人材紹介会社から「早く会いたい」というラブコールが頻繁に来たのだが…(当時は、法務転職者は希少価値があった)。本当に今は不景気だとしみじみ思う。こうなったら、早く景気がよくなってくれることを祈るしかない。 blogram投票ボタン 1クリックお願いします!