企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【契約審査】著作権契約の作成・審査に役立つツールの紹介

ここのところ私は、特許権実施許諾契約書や共同研究開発契約書などの知的財産系の契約書を取り扱う機会が増えているのだが、先日は著作物使用許諾契約書の契約審査を行う機会があった。取引先の著作物を自社にて使用する際の取引条件を定めるという内容であったが、相手方の提示してきた契約書はかなり簡易過ぎて問題があったため、私の方で大幅に加筆・修正を行った。 ちなみに、著作物使用許諾契約書においては、少なくとも以下の項目について定める必要がある。
①著作物の定義 ②使用許諾をどのような方法で行うか。独占的/非独占的か。 ③使用許諾権の範囲はどこまでか。場所は。子会社・関連会社も使用できるか。また再使用許諾の可否は。 ④著作物の複製・第三者譲渡の可否は。 ⑤使用対価(ライセンス料) ⑥契約期間 ⑦著作者人格権の取り扱い ⑧その他一般条項
著作権契約書に関するよい書物がなく、私もなかなか苦労しているのだが、文化庁のHP内で「著作権契約マニュアル」という参考資料が公開されているので、これを手元に置いて参考にしている。これは、著作権契約書のポイントについてわかりやすく説明した内容となっており、非常に役立つ。また、同HPでは「契約書作成支援システム」という簡易ソフトウェアも使用できる。これは、著作物の種類・対象・利用期間・対価などの必要項目を入力すれば、最終的にはHP上で契約書が作成されるという優れた代物だ。いずれも無料で使用できるので、活用してみてはいかがだろうか。 blogram投票ボタン 1クリックお願いします!