企業法務担当者のビジネスキャリア術

氷河期世代の企業法務担当者がライフログとして日々の出来事を記録しています。2009年に開始したブログは16年目を迎えました。

【書評】「会社では教えてくれない仕事のルール」長井亮(クロスメディア・パブリッシング)

会社では教えてくれない仕事のルール
会社では教えてくれない仕事のルール長井 亮

おすすめ平均
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1.こんな方にオススメ  ・今後のキャリアについて考える材料を探している方  ・ビジネスパーソンのあるべき姿について興味がある方 2. 感想 本書は、以前に紹介したように、私が図書館において借りたものだが、著者が自分の経験を生かして身につけたビジネスパーソンに向けられた51のルールが紹介されている。その内容として、
・自分の市場価値を上げるためには、自分の強みを向上させ、市場において必要とされなければならない。 ・会社はがんばっている人を見捨てない。 ・とりあえず仮説をたてて、行動に移す。検証を続け、間違いであれば軌道修正すれば良い。 ・素直になれ、ただし従順になるな。
など非常に含蓄のある言葉が紹介されている。確かにタイトルにあるとおり、会社では固有スキルはともかく、ビジネスパーソンの仕事に対する姿勢・心構えなどは教えてくれないだろう。それだけに希少価値のある書籍だと思う。本書は、就職活動中の学生や新人社会人などには特にお勧めだ。自分のこれからの「働き方」を模索するにあたり、何かを得ることができるだろう。一方、私のように中堅ビジネスマンにとっても、初心を思い出させてくれる新鮮な「何か」があった事が確かである。読み終えて私も何やら勇気づけられてしまった。 また、本書の特色として1つのルールごとに古人の名言を引用するというスタイルを採用している。この名言もルールに絶妙に対応したものが紹介されており、著者のセンスを感じさせる。私が特に気に入ったのは以下の名言である。(当然ながら手帳の名言リフィールにもメモした次第)
仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ。与えられた仕事だけをやるのは雑兵の仕事だ。(織田信長
これについては、以前にもエンゼルバンクの話や、「創職力」などでも触れたかと思うが、まさか戦国武将も同様の考え方をしていたとは意外である(笑)。このように、ビジネスパーソンならば何かしら得ることができる本書、機会があれば目を通して頂く事をお勧めしたい。 「人気ブログランキング」参加中です!1クリックお願いします! にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 戦うサラリーマンへ
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