企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【社会・経済】目前の面倒なことを避ける若者たち/あまりにも楽をし過ぎると思考能力が低下する?

少し以前の事になるが、産経新聞にこのようなコラムが掲載されていた。それによると、筆者は重要箇所にすでに赤線が引かれている参考書を引き合いに出して、「学生に重要な箇所を必死に探させることこそが脳に刺激を与え、思考能力を鍛えさせる」と主張し、昨今のユーザに対して優しすぎる(=甘すぎる)現状を憂えている。 私が小中学生の頃には、「教科書ガイド」というものがあった。それは、学校の指定教科書について解説したり、例題の回答を載せたりと、個人的には邪道とも思える代物だったが、現在はもっと進んだ参考書があるのだろうか。ただ、私は基本的には著者の見解には賛成したい。特に以下の文章は印象に残っている。
人の話の中から重要と思われることを必死で探すことで脳は活性化し、探索能力が鍛えられる。そして、それをノートに書くという筋肉動作が、その重要事項を 脳に確実な記憶として定着させる。赤線を引いた参考書は、この一連の重要な作業を無くしてしまう。その結果、重要なことを見つけ出す探索能力がなくなり、そのうえ、それを記憶することもできなくなる。
私は、ビジネス書を読んで印象に残った箇所は、手帳やノートに書き写し、自分の意見も記すようにしている(上記箇所も然り)。やはり「書く」という行為そのものは、頭の中で「考える」ことに直接リンクしていると考える。従って、このような作業を継続することはビジネスパーソンにとっても有益なことだと信じているが、どうだろうか。 「人気ブログランキング」参加中です!1クリックお願いします! にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 戦うサラリーマンへ
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