以前の記事において、リストラする側とされる側の人間ドラマを描いた
「君たちに明日はない」を紹介させて頂いたが、今回別のNHKドラマを紹介したい。それは、今月に入って放映が開始されている
「鉄の骨」である。
あらすじを簡単に説明すると、ゼネコンの設計部門に所属する主人公が土木営業部門に異動となり、同業他社との談合にいやがおうでも手を染めていくというストーリーである。全5回のうち1回と2回を鑑賞したのだが、なかなか面白く、また参考にもなると思う。本ドラマでは「談合」とはどのようにして進められていくかについて生々しく紹介されている。個人的には、豊原功輔演じる主人公の上司が非常にいい味を出していると思う。登場当初は、無愛想かつ粗暴な人物かと思われるのだが、実は仕事自体に非常にやりがいと熱意をもって取り組む人物である。(そういえば、この人は同じNHKドラマの
「監査法人」でも主人公のメンター的立場という人物を演じていたと思う)
いずれにせよ、本ドラマは建設業界の人は当然ながら、そうでない人も日本に根強く残る「談合」の仕組みを知るためにも一見の価値は十分にあると思う。
ビジネスパーソンにはお勧めのドラマだ。また、本ドラマの原作もあるみたいなので、機会があれば読んでみたい。
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