企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【仕事観・キャリア論】人を叱るときは別室で ほめるときは大勢の前で/私の前職におけるエピソードより

1.某マネジメント本を読んで 現在、私は自社におけるポジションはマネージャーではないものの、毎日上司と共に仕事を行っている身であり、マネージャーの思考法というものをある程度勉強するため、マネジメント関係の本もそれなりに読んでいる。そして、以前たまたま目を通した本には「部下を叱るときは別室にて1対1で行うこと。理由は周りに他社員がいるにもかかわらず、部下を叱るとプライドを傷つける恐れがあるため。一方、部下をほめるときは、周囲の前でおおいにほめること」というくだりがあった。 2.前職におけるエピソード そこで、ふと前職において自分にも同じ状況があったケースを思い出した。当時、関係部署2,30人が集まった懇親会を某個室型飲食店で行ったのだが、私がちょっとした不始末を行ってしまい、その時点で私は気づかなかった。そして、翌日に私が会社に出社すると、元上司から「ちょっと別室に来てくれ…」と呼ばれ、その不始末について指摘された上、今後は注意するように、と反省を促されたことがあった。それについては私に落ち度があったため、私も上司に謝罪した上、今後は改める旨を答えた次第。それらは個室で元上司と私との間で行われたことであり、他同僚は知らなかったと思う。元上司は大勢のいる前ではなく、1対1の場で私に注意・指導を行うのが適切と判断したのだろう。 今思えば、「あのエピソードは上記ノウハウに沿った対応だったなあ」と感慨深く思った私である。元上司はモーレツ型バリバリ社員というわけではなく、どちらかというと温和な調整型タイプのビジネスパーソンだったが、この方は会議の仕切り方がうまかったり、私にとってなかなか学ぶことも多かった。 部下を持つマネージャーともなれば、人心掌握術などさらに多くのスキルを身に着ける必要がある。(果たしてなれるかどうか現在では見当もつかないが)もし、将来私がマネージャー的なポジションにつくことができるならば、上記ルールを実践していきたいと考えている。 「人気ブログランキング」参加中です!1クリックお願いします! にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 戦うサラリーマンへ
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