企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【契約審査】契約書のタイトルには、契約内容を反映させたものを記載する/読み手の視点にたって

最近、私は非典型的な新規契約書を作成する機会が多いのだが、契約書のタイトル(=表題)に若干悩むことが少なからずある。 タイトルには、何らの法的拘束力がないことは、読者の皆さんもご存知かと思う。重要なのは、あくまで本文であり、タイトルは所詮タイトルに過ぎない。従って、何十条ものボリュームを誇る長文契約書のタイトルが単なる「覚書」「合意書」などであっても、契約上は全く不都合はない。 とはいうものの、締結済みの契約書をファイリングしたり、データベースに登録した上、後日それらを参照する場合、何がなんだかよくわからない意味不明のタイトルでは、本文を読むまでその内容を把握することができないというデメリットがある。例えば、以前にも、過去に「業務委託契約書」というタイトルでありながら、その本文内容は「建設工事請負契約書」であるなど、実体を反映していないタイトルで読み手を誤解させる困ったケースもあった。従って、契約書のタイトルは、ある程度契約内容を反映させたものであるべき、というのが私の持論である。 「取引基本契約書」「製造委託契約書」「業務委託契約書」「共同研究開発契約書」などの典型契約ならば迷う余地はないのだが、最初に述べたように、非典型的な契約書をゼロから作成する場合、どのようなタイトルしたらよいか迷うこともままあるのだ。そのような場合、私は、その契約書の重要部分に焦点を 置いたタイトルを命名するようにしている。例えば、「未納入商品の取り扱いに関する覚書」「商品検査の取り扱いに関する覚書」「製造物責任の取り扱いに関 する覚書」etc…。(なぜか、「●●の取り扱いに関する…」というタイトルをつける傾向が多いのだが、どうもこれは私のクセらしい)私は、単なる「覚書」や「合意書」をタイトルにするのは、そっけないような気がするので、なるべく避けるようにしている。 以上より、契約書のタイトルは読み手の第一印象を左右することもあるため、タイトルにはある程度意識するようにしたい。 「人気ブログランキング」参加中です!1クリックお願いします! にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 戦うサラリーマンへ
にほんブログ村