盆休みがスタートしたが、その初日に妻と二人で、神戸で開催中の「エヴァンゲリオン展」に出かけてきた。当初は行く予定はなかったが、知人から「なかなか良かった」という感想を聞いて、気が変わって、妻と二人で出かけることにした。
場所は兵庫県神戸市東灘区にある六甲アイランド。ここは大阪と神戸の中間に位置する埋め立て地で、マンションが立ち並ぶ住宅街で、その中心部には神戸ファッション美術館があり、ちょっとした文化の発信地となっている。そして、同じ建物内に「神戸ゆかりの美術館」があり、7月から9月にかけて「エヴァンゲリオン展」が開催中だ。
当日は、現地まで車で移動してお昼過ぎに会場に到着。「ファンで混雑しているのでは」と不安に思っていたが、意外とそうでもなく、すんなりと会場に入ることができた。入口には初号機のミニチュアが設置されている。
会場内の撮影は禁止されているため、文章で説明するしかないが、入場者は一方通行で会場内を進む方式で、公開済みの映画版「序」「破」「Q」の原画や映像などがストーリーに沿う形で展示されている。展示物の8割~9割は原画が占めており、原画展と言えるだろう。
私は「エヴァンゲリオン」のコアなファンではなく、20年ほど前に大ブームになったので、テレビや映画などを鑑賞したクチだが、作品の裏側を垣間見たようで、なかなか興味深いひとときだった。まあ、来年公開予定の劇場版最終作の宣伝などもかねているのではないだろうか。そういえば、出入口付近でも「残酷な天使のテーゼ」が上映されていた。
会場出入り口付近にはお土産コーナーがあったので、記念としてマスコットとビスケットを購入。とりあえず、本当は娘へのプレゼントのつもりだったが、「いらない」とのことなので、私の自室に飾っておくことに。
今回のエヴァ展に行って制作現場の裏側を垣間見ると、映画版を再び鑑賞したくなったので、DVDをレンタルしてみようと考えている。