企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【書評】斎藤孝「大人のための読書の全技術」/読書によって自分自身をアップデートする

1.読書本の読書

先日、図書館で借りてきたのが、こちらの書籍。 

大人のための読書の全技術

大人のための読書の全技術

 

 本書の内容を要約すると以下のとおり。

・読書は、自分を磨き、豊かに生きる力を与えてくれる。

・現代は、自分自身をデザインし、ブランド化していくことが求められる。読書は先人のノウハウを取り込むための良いツールである。

・読書は、①実用書としての読書、②快楽としての読書というように二つに分類することができる。

・目的をもって読書を行うことが大切。

・本の中から好きな言葉をノートなどに引用しておくと役に立つ。

・社会人にとって読書は現実に打ち勝つための手段である。

・古典を繰り返して読むことは100冊の読書に勝る。

・読書することよって継続的に自己刷新を行うことは生きる力となる。

巷では「現代人はスマホばかり触ってなかなか本を読まない」と言われて久しい。私自身は、どちらかというと子供の項から本をよく読む方で、学校の図書室や地元の図書館でよく本を借りたものだ。この習慣は、大人になってからも同様で、本を読むことに抵抗感を感じない。ちなみに、年を重ねるにつれて、私が読む本のジャンルは以下のとおり推移している。その時々で関心を持つ対象が変わっているためなのは言うまでもない。 

<10代>ファンタジー小説・SF小説など
<20代>歴史小説・ミステリー小説・推理小説など
<30代>ビジネス書、専門書(法律・会計・IT)、ライフプラン、歴史書など 

私が1ケ月に読む本の冊数は、おおよそ15~20冊というところで、おそらく平均より多い方だろう。読んだ本の記録は、読書記録サービスの「ブクログ」を利用している。 

私の読書のスタンスを紹介すると、以下のような感じ。  

  1. 月に1~2回は図書館を訪れて、本を借りる(場合によって複数の図書館をハシゴすることもある)。
  2. 毎週金曜日の仕事帰りに大型書店に立ち寄って、ベストセラーをチェックする。
  3. ビジネス書を読む場合、読書ノートに要点を書き写しながら、読み進める。そして、読書ノートは、週末に読み返して、自分の意見などを新たに追記する。

③の読書ノートについてだが、途中でEVERNOTEに記録したこともあったが、結局、アナログのノートに戻ってしまった。やはり手で書くことは思考と直結するので、こちらの方がしっくりとくる。どんなベストセラーでも本を読んで、理解したつもりだけでは不十分であり、行動に結び付けなければならない。読書ノートはそのための下準備のようなもので、内省の良いきっかけになると思う。また、Google Driveに読書ノートに対応したNO・タイトル・著者を入力したExcelを保管しておけば、検索時に役立つ。

2.まとめ

著者が本書において触れているように、読書とは、(スキル的にも教養的にも)自分自身を磨くための「自己刷新」であり、たとえるならば、OSのアップデートのようなものだ。スマホのOSが古いままでは、時代に取り残されるように、これからの不確実性が高い時代では、ビジネスパーソンは、自分自身をアップデートすることを常に意識しなければならない。 

そのためのコストパフォーマンス的に優れた手段が、読書(=著者の知識や経験を取り込んで、仕事や生活に生かす)である。特に、企業法務担当者は、他の職種に比べると、契約書の作成など文書作成力を問われる機会が多い。そのため、本を読むことは、自分のスキルを向上させるために欠かせないと思う。