企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【社会】AI×ロボットによって私たちの仕事がなくなる?/NHKスペシャル「マネーワールド 第2集」を観賞した感想

10月7日午後9時に放送された「NHKスペシャル マネー・ワールド~資本主義の未来~(2)仕事がなくなる!?」を夫婦で観賞したので、その感想を少し。

番組の内容を要約すると、

・近年、AI×ロボットが商品管理やサービス業などの仕事で人間にとって代わりつつある。
・一見、人が楽できるというメリットがあるように見えるが、労働者がAI×ロボットに仕事を奪われる事態が発生している。特にAI×ロボットは定型的・反復的な仕事を最も得意としている。
・その結果、失業者が増加することになり、資本家に富が集約されて、これまで以上に貧富の格差が拡大する可能性がある。
・これまでの歴史を振り返ると、テクノロジーの進化は既存の仕事を奪うと同時に、新たな仕事(自動車やコンピュータ)を生み出してきたが、今回はそうとはいえない一面が見られる(その根拠として、近年、労働生産性が向上する一方、労働者の賃金は下降しつつある)。
・この問題に対しては、資本家が富の再分配を心がけるなどの姿勢が求められるが、労働者も自らのありようを真剣に考えなければならない。
という感じで、ホワイトカラー系ビジネスパーソンにとって、なかなか考えさせられる内容だった。特に興味深かったのは、AI×ロボットにより仕事を奪われる職種として、司法書士・公認会計士・税理士・不動産鑑定士・行政書士などの士業が軒並みリストアップされていた点。それは、反復継続的な知識型頭脳労働はAIが最も得意とするため。 

と言っても、今後、AI×ロボットの普及はますます加速していくだろうし、私たちビジネスパーソンもなんらかの対応策を考えておく必要があるだろう。例えば、AI×ロボットが苦手な創造性・非定型的な業務に関するスキルを向上させるなど・・・。

ただ、現時点ではっきりと言えることは、このまま惰性で仕事に従事するのではなく、環境変化に注意を払いつつ、一定の危機感と目的意識をもって、自分の能力開発に努めるという姿勢がますます求められるということ。もちろん、言うのは簡単で、実行するのは難しいが・・・。 

いずれにせよ、私たちの周囲の環境はすさまじいスピードで変化しつつあるのは事実であり、なんとかしてこれに対応していくしかない。