企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【社会】MDに関するよもやま話/時代の流れをしみじみと実感する

先日ネットの記事にSONYのMD(ミニディスク)が取り上げられていた。同世代の妻ともこの話題で盛り上がったが、私自身もかつてはMDを愛用していた。 

togetter.com

おそらく若い人は見たことも聞いたこともないだろうけど、MDとはSONYが1990年代に発表した音楽記録媒体の一つ。それまでは携帯用音楽プレーヤーは、ウォークマンなどアナログのカセットテープが主流だった。MDは、それに代わる新たなデジタル方式の記録媒体ということで、カセットテープの後継者的な位置づけで華々しく登場する。MDには、①選曲が簡単で早い、②ユーザーが曲名を入力できる(ただし、数字とカタカナのみ)というメリットがあり、周囲でもMDを所有している人は多かった。 

middle-edge.jp

しかし、2000年代初めになってAppleからiPodが発売されるとそれまでの流れは一転する。iTunesなどインターネットによる音楽データ配信が始まるとあっという間にその牙城は崩されて、いつの間にか市場から静かに姿を消していった。もちろん、私もMDからiPodにアッサリと鞍替えする。当時のSONYは、MDだけに限らず、VAIOやプレイステーションなど魅力的な新製品を市場に次々と投入し、まさしく飛ぶ鳥を落とす勢いがあったものだ。それが「黒船」Appleの登場で、携帯音楽プレーヤーの市場は大きく変化してしまう。 

そのiPodは音楽市場を席捲した後、iPod Touchに進化して、やがて電話機能を搭載したiPhone(スマートフォン)が登場する。その後、現在に至るまでスマートフォン全盛期を迎えていくのはご存知のとおり。しかし、そのAppleもiPhoneが高額になり過ぎて、一時の勢いにかげりが生じている。

こうしてこれまでの20年を振り返ると、会社や技術は、栄枯盛衰を繰り返しており、5年後や10年後は一体どのような状況になっているのか全く予測がつかない。それだけ進化のスピードはすさまじいということで、これに追いつけない会社や個人は淘汰されていくことになる。つまるところ、組織であれ、個人であれ、「変化対応能力」がこれからの時代には求められるのだろう。