企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【歴史】東海の名城 浜松城と掛川城をめぐる旅/徳川家康の遺訓がなによりの旅行みやげとなりました

さて、前回の続きを。 

1.東海の出世城 浜松城

岡崎城を後にして名鉄 東岡崎駅から乗車して豊橋でJRに乗り換えて浜松駅で降りる。そして、駅から北に20分ほど歩くと浜松城に到着する。 

浜松城はのちの天下人徳川家康が壮年期に居城にした城で、こちらの城には家康が1572年の三方ヶ原の戦いで武田信玄に惨敗し、浜松城に敗走した直後に、生涯の戒めとするために自らの負け姿を描かせたというエピソードが残されている。このように失敗を今後に生かそうとする姿勢は織田信長や豊臣秀吉にもない一面で、私のような現代人にも共感できる(もっとも、これは後世の創作という説もあるが)
浜松城自体は3階建で、それほど大きくないので、30分ほどで回ることができた。そして、受付で私が初めて購入したのは、御城印(ごじょういん)だ。これは神社をお参りした際にもらえる御朱印(ごしゅいん)のお城版のようなもの。せっかくな静岡県のお城まで来たので、記念ついでに購入してみた(価格は300円)。 

2.武田家と徳川家の攻防拠点となった掛川城

その後は、JR浜松駅まで戻り、再びJRに乗車して掛川駅で降りる。この日最後の目的地は、掛川城。こちらの城は、今川家が築かせたもので、その後は、徳川家の武田家に対する重要拠点となる。 

JR掛川駅からまっすぐに北に15分ほど歩くと掛川城に到着する。規模的には浜松城と同じような感じで、天守閣から市内を一望することができる。そのすぐ横には江戸時代に藩主が政務をとったという御殿(ごてん)が現存のまま残されており、内部の見学も可能。御城印をここでも購入する。

3.まとめ

このように、当日は岡崎城・浜松城・掛川城というように徳川家にゆかりのあるお城を巡って、徳川ファンである私もお腹一杯。なお、最初に訪れた岡崎城のふもとには以下のとおり徳川家康の遺訓が刻まれた石碑が残されている。  
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

 実は、この遺訓も本人が本当に言い残したかどうかについては不明瞭な点もある。しかし、度重なる忍耐の末に戦国時代の勝利者となった徳川家康の発言と思うと、万感の重みがあるように思えるから不思議な話だ。

ひるがえって現代に置き換えて考えてみると、現代人は長寿化が進み、ビジネスパーソンは70歳以降も働き続けなければならないのはほぼ確実・・・。それだけに驚異的な忍耐力を持ち続けて人生の勝利者となった徳川家康の言葉は、現代人にとっても素晴らしい教訓となる。座右の銘とするべく、スマホのメモアプリに記録したこの人生訓は、私にとって何よりの旅行みやげとなった。今後も時折読み返そうと思う。