早いもので、9連休の正月休みが終わった。連休中は、読書・映画鑑賞・初詣・登山などで過ごしつつ、ビジネス書や専門書を読んでいた。企業法務担当者である私にとって、目下の関心事は4月の民法改正だ。当然ながら、これまで私は何冊も専門書は読んでいるが、その復習ということで、休み中に読み直した関連書籍の一部を紹介したい。
入門編としてうってつけ。民法改正の概要をつかむにはもってこいの一冊。
説明が見開き2ページにおさまるようになっていて、左側に文章、右側に関係図が配置されている。
「3時間でわかる!図解 民法改正」があれば、無理に読む必要はないかもしれない。余裕があれば読んでおいて損はない感じ。
民法改正だけではなく、2021年からスタートする新会計ルール(売上の認識基準)も考慮した珍しい一冊。また、単なる新条文の解説集だけではなく、具体的な契約書改定案なども掲載されており、現行契約書の改定版を検討するにあたり、参考にさせてもらった。これはお勧めの一冊で、読んでおいて損はない。
商社やメーカーの企業法務担当者にとってバイブル本といえば、この一冊。私も第1版が発売された時から非常にお世話になっている。早いもので、今回の民法改正に合わせて第6版が発売。取引基本契約書のあらゆる箇所について解説されており、何度でも読み返したい名著だ。