企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【プライベート】今年の初夢が意味するものは一体何か/初心に戻って励むべし!?

1月も中旬となって、さすがに正月気分は終わってしまったが、正月といえば、思い浮かぶキーワードの一つは「初夢」。私の初夢は、なぜか初社会人として司法書士事務所で働いていた姿だった・・・。この夢の意味は「初心に戻れ」ということなのだろうか? 

本ブログでは、何度もネタにしているが、私は大学時代の頃から司法書士試験の勉強をしており、たいした就職活動をすることなく、そのまま大阪市内の某零細司法書士事務所に就職した。ただし、今思えば、人生の選択肢を広げるために、もう少し就職活動に真剣に取り組めばよかったかもしれない(もっとも、当時は就職氷河期真っ只中なので、相当苦労していたと思うが・・・)。

その当時は、インターネットの黎明期で、スマートフォンもまだ発売されておらず、様々な職業や業界の実態が記された情報網はネット上では充実していなかった。そのため、私は、受験予備校などが喧伝するイメージ戦略にのせられるまま、この業界に飛び込んでしまったクチだ。そして、業界の片隅に身を置いてようやく気づいたのが、「この業界で身を立てるには、司法書士の資格だけではなく、独立開業後に継続的に仕事を回してくれる『太い客』が必要である」ということ。それは、①住宅販売業者・②金融機関・③不動産仲介会社の3つだ。私がかつて勤務していた事務所は、経営者のコネで、①と②に太いパイプがあり、継続的に仕事を受注していた。

しかし、そのような「集客力」がない新人司法書士にとって、イチから顧客を獲得するのは大変。さらに、これから人口減少による市場減少やAIの台頭などが業界全体に大きな影響を及ぼしていくだろう。 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

このような業界のリアルも徐々に垣間見えてきたし、司法書士試験にも受からないので、受験勉強のモチベーションが維持できなくなった結果、私は、この業界から足を洗った。そして、紆余曲折を経て飛び込んだのが、企業法務の世界。

先輩の指導・がむしゃらな実地経験・継続学習などを経て、なんとか一人前の(?)の企業法務担当者としてやっている私だが、結果として、こちらの水の方が合っていたようだ。特に私が気に入っている点として、この仕事は意外と創造性が要求されるということ。もちろん、定型業務もあるにはあるが、自分のアイデアで新たな仕事やルールを作り出したり、様々な利害関係者と調整しつつ、社内クライアントにアドバイスを行って、組織を一つの方向へ誘導していくこともある。一方、司法書士の場合、顧客がすでに決定した事実を手続面(住宅ローンに関する抵当権設定登記・会社役員の変更に関する商業登記など)で完了させるというもので、自分の創造性を発揮する余地はほとんどない。もちろん、世の中の全ての仕事が創造的であるわけはないし、これはあくまでの一個人としての感想に過ぎないが・・・。

もちろん、初めて社会人として働いたのが司法書士業界で、良かれ悪しかれ様々な出会いと経験があったし、そのおかけで比較的恵まれている現状と比べることができるという事実には感謝している(このようにブログのネタにもなっているし)。というわけで、初夢を良いきっかけとし、再び初心に戻って仕事に取り組んでいきたい。