先日、ショッキングなニュースが飛び込んできた。知人Aさんがくも膜下出血で意識を失い、緊急手術を受けて、現在入院中だという。Aさんの年齢は確か50歳前半のはずだが、
- ヘビースモーカーで、毎日かなりのタバコを吸っている
- 脂っこい食べ物が大好物で、野菜はほとんど食べない
- 酒量もかなり多い
- 運動はほとんどしない
という生活習慣だったらしい。くも膜下出血は喫煙と高血圧が二大原因とされている。従って、生活習慣病の一種ともいえるが、知っている人がそのような状態にあると聞いてかなり驚いた。
人間誰しも若い頃は、多少無理をしてもそれほど気にはならないが、年をとってくると、これらのひずみが顕在化することも多い。「人生100年時代」が到来しつつある現代人にすれば、心身の健康が「生きるための資本」となる。当たり前の話だが、自分が健康でなければ、仕事や趣味を十分にこなすことはできない。
そのためにも、日々の生活習慣のコントロールが欠かせない。習慣とは、個人の能力開発や人格形成には欠かせない要因だが、健康を維持するためにも無視できない。バランスのとれた食生活・タバコを吸わない・十分な睡眠をとる・適度にストレスを解消するなどを心掛けていきたい。