この前の週末にあった出来事。
新型コロナウイルスの影響もあり、どこも出かけずに、自宅でくつろいでいると、自宅のインターホンが鳴った。モニタを確認すると、見知らぬ初老の男性が玄関に立っている。どうも宅配便の人ではなさそうなので、居留守を使おうか迷ったが、とりあえずインターホンごしに話をしてみる。
私「はい、どちら様でしょう?」男性「実は近所で工務店をやっている者ですが、リフォーム工事のご案内です。現在リフォームなどをお考えではありませんか?」私「いえ、別に・・・」男性「それでは、名刺をポストに入れておきますので、また何かありましたら、ご連絡下さい」
男性が立ち去った後にポストから名刺を取り出してみると、屋号は近所にある工務店で、実態は個人事業主のようだ。念のため、国土交通省の建設業者検索サイトで調べてみると、この工務店は一般建設業の許可を保有しており、身元は確かで、変な勧誘ではなさそう。
現在の自宅に住んでから、それなりの月日が経過しているが、地元の工務店から今回のようなリフォームの訪問営業を受けたのは初めて。思うに、これは新型コロナウイルスの影響で、建設工事業界も需要が冷え込んでいる証なのだろうか。
以前に紹介したとおり、私の住んでいる町でも、4月に非常事態宣言が発令されてからケーキ屋やラーメン屋などの複数の飲食店が閉店している。日々のニュースでは新型コロナウイルスによる飲食業や観光業への悪影響が報道されているが、いよいよ別の業界にもコロナ不況の波が押し寄せてきたのかもしれない。
目下のところ、我が家ではリフォームは必要ないため、もらった名刺は処分したが、来年以降のコロナ大不況の前兆を感じさせるような出来事だった。