1.GTDの強力な味方
本ブログでは、以前よりタスク管理アプリのTrelloについて何度か触れている。
Trelloは2018年から日本国内でも本格展開しているタスク管理ツールだが、カンバン方式でドラッグ&ドロップでカードやリストを自由に移動できるというのがポイント。また、GTDとも相性が良く、データを「見える化」することができるので、非常に重宝する。
このサービスにはアドオン(Power-Up)も公開されており、ユーザーは自由にカスタムすることができる。ただ、これまでのTrelloは、「ボード1個につきアドオンは1つ」という悩ましい制約が設けられていた。しかし、今回のサービス変更で無制限となり、これは非常にありがたい。
というわけで、さっそくPower-Upをいくつか追加したので、さっそく活用してみたい。
2.ブラウザとスマホの連携
また、Trelloを使う上で、絶対に欠かせないChromeの拡張機能を紹介しよう。
このアドオンはGoogle Chromeで表示中のサイトをリンク付でTrelloのカードに一発保存するというもの。例えば、パソコンやスマホのブラウザでアマゾンで興味を持った書籍を見つけたとする。その場合、後日に書店や図書館で探すことを想定して、Trelloのカードに記録しておく。
そして、実際に書店や図書館などに外出した先で、スマホのTrelloアプリを起動すれば、そのカードのリンクからアマゾンのページにジャンプして、書籍の詳細を確認できる。こうすれば、「あの時メモした本は何だっけ・・・?」と迷うことはない。
3.チームでのタスク管理
また、Trelloがその真価を発揮するのは、複数人(チーム)でタスク管理ツールとして使用する場合。ボードへのアクセスは特定の複数ユーザーに設定できるので、部門内のタスクについて、「誰が」「いつまでに」「どのような仕事を行うか」を可視化できる。こうすれば、チームメンバーの進捗状況を把握することが容易。特に、コロナ禍でテレワークが断続的に続いている現在では、非常に重宝している。
このように、サービスが改善されたことだし、興味を持たれた人には、Trelloの活用をお勧めしたい。