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【書評】Kindle Unlimitedに「ロードス島戦記」シリーズが登場!/国産ファンタジーの名作全巻を読めるチャンス

このブログでは何度か触れているロードス島戦記(著者:水野良)。

kigyouhoumu.hatenadiary.com

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ロードス島戦記シリーズは、1980~1990年代に大ヒットした国産ファンタジー小説で、テーブルトークRPG・ゲーム・アニメなどの各方面に展開したメディアミックスの先駆けでもある。私も学生時代から愛読しており、新作が発売されるたびに買い集めていた。しかし、就職や結婚などのイベント時にいつの間にか処分。それから図書館などで見かけた際に再読したことはあったが・・。

そんな中、Amazonをチェックしていると、ロードス島戦記がKindle Unlimitedの対象になっていることを発見。

しかも、戦記(全7巻)だけではなく、ロードス島伝説(全5巻)・新ロードス島戦記(全7巻)・外伝(黒衣の騎士・永遠の帰還者)まで読み放題の対象。これは素晴らしい・・・。

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ロードス島戦記が生まれたのは、30年以上前だが、今読んでも色あせることはない名作。目を背けたくなるような残虐な描写や(今流行している)萌えや転生ネタもない、王道一直線の正統派ヒロイックファンタジー。この作品と共に青春時代を過ごしてきた私のような人もさぞかし多いだろう。私にとって、ロードス島戦記は、富士見書房の「ドラゴンランス」シリーズと双璧をなす傑作。

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一方、リアルタイムでロードス島戦記を知らない人は、ゲームや小説を問わず、現在の国内ファンタジー作品に大きな影響を及ぼした古典的作品(エルフの長い耳など)、今回のKindle Unlimitedを利用して一読してみることをお勧めしたい。

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ちなみに、ロードス島が存在する世界は、フォーセリアというが、別の大陸(アレクラスト大陸・クリスタニア)を舞台にした同じ著者の小説もKindle Unlimitedで読み放題の対象となっている。違う出版社だが、世界観が共通のため(神々の名前や魔法の仕組み等)、違和感なく読むことができる。ロードス島ファンならば、こちらも合わせてチェックしておきたい。

しかし、ゲームブックもそうだけれど、子供の頃に読んでいた愛読書が大人になってから電子書籍となって再び読めるようになるとは良い時代になったものだ。

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こういう時にスマホやタブレットなどのありがたみをひしひしと感じる。社会人になってから、ビジネス書や専門書などいわゆる「カタい本」ばかり読むことが多くなったが、たまには童心に戻ってファンタジー小説を読むことは、良い気分転換になるかもしれない。

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Kindle Unlimitedは月980円で、ビジネス書・小説・漫画などが読み放題で、もうかれこれ1年以上利用している(どこにも外出できないコロナ渦では本当に助かる)。今回のようにロードス島戦記のシリーズ全巻が読み放題だと十分元が取れる計算。これからも活用していきたい。