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【登山】野崎観音から飯盛山をめぐる歴史旅/「日本の統治者」と呼ばれた戦国大名 三好長慶の居城跡

長かった猛暑も終わり、新型コロナウイルスの感染者も減少傾向にある今日この頃。行楽日和が続くこの時期に登山に行ってきた。

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目的地は大阪府東部の大東市と四条畷市にまたがる飯盛山。標高310mで、それほど高くないが、山頂付近には戦国時代に近畿圏を支配していた三好長慶の居城「飯盛城」の遺跡が残されている。

1.大東市歴史民俗資料館

当日は、JR大阪駅から学研都市線に乗車して30分ほどで野崎駅で下車。そのまま南東に向かい、大東市歴史民俗資料館に立ち寄る。こちらは大東市の歴史を紹介した小規模な施設で、受付窓口で御城印を販売中。こちらの御城印は、一般的なものと違って緑色という珍しいデザインだ。

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2.野崎観音から飯盛山を目指す

そして、大通りに戻って「野崎参り」でも有名な野崎観音(慈眼寺)に到着。ここから登山道に入って、雑木林を歩いていく。急坂を登ったり、舗装道を通るなどして、一時間ほどで飯盛山の山頂に着く。当日はポカポカ日和で、ブルゾンを着ていると暑いくらい。

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頂上奥には南北朝時代に活躍した楠木正行の銅像や展望台が設置されている。展望台に立つと、大阪平野の眺めが眼前に広がる。遠くはあべのハルカスも見えるなど見晴らしは最高。

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3.四條畷市歴史民俗資料館で一休み

飯盛山の山頂でしばらく休んでから北西方向に向かって尾根沿いを下山する。そのまま四条畷駅に向かうが、途中にある四條畷市歴史民俗資料館にも立ち寄る。こちらで登山疲れを癒しつつ、展示物を鑑賞。

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大東市と四条畷市の歴史博物館で三好長慶が大きくクローズアップされているのは、飯盛山自体が両市をまたがっているためだろうか。また、ついこの10月に飯盛城跡が国の史跡に指定されたらしく、宣伝にもかなり力を入れている様子。
三好長慶は、足利幕府の将軍 足利義輝を京都から追放し、「日本の統治者」と呼ばれたこともある実力者。今回の登山は、その足跡をたどる歴史旅になった。そういえば、私の好きな歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」では、地元大阪の三好家をまだプレイしたことがないので、いつか試してみたい。