企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【仕事術】プレゼンとは一期一会のライブである/大切なのは下準備と意外性とライブ感

このたび社内で法務研修を行うことになり、私が講師を務める予定。
 
といっても、社内向けの研修自体は、別に今回が初めてというわけでもなく、これまで自社の複数拠点で何十回も行っており、もうすっかり慣れたもの。受講者の規模も数人規模の小グループから百人単位の大人数まで経験済みで、プレゼンターとしてそれなりの場数をふんでいる私。

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そんなベテランの私でも毎回欠かさずに行っている下準備が一つある。それは、自宅の自室で本番さながらにプレゼンの予行演習を何度も行うこと。その際は、スマホのタイマーアプリで時間をはかりながら練習を行う。そうして、微調整を行って、本番のためのブラッシュアップを行う。

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また、自分のプレゼンスタイルにもこだわりがあって、資料に記載されたテキストの棒読みだけは絶対にしないようにしている。これは過去のセミナーで受講者となった立場から学んだ教訓だが、話の方向性や結末が完全に予想できるプレゼンは聞いてても面白くないし、眠たいだけ。それならば、事前に資料を配布して「これを読んでおいて下さい」と説明すれば済む話だろう。
 
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そこで、私は、受講者に質問して回答を求めたり、テキストには記載されていない資料のPDFをモニタに映し出す等の工夫をしている。私にとってプレゼンとは聞き手との1回限りの真剣勝負であり、その場のライブ感や意外性を特に重視している。このあたりは、音楽アーティストのコンサートと同じ。

kigyouhoumu.hatenadiary.com

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このように、私は「プレゼンとは一期一会のライブである」という信念を持っており、これからも自分流のテクニックを高めていくつもり。