1.去る人、残る人
この春に親しい社内クライアントの一人が退職したことについて触れた。
イントラネットで最近の社内の人事情報を確認していると、知っている人が何人か退職していた。その中には何度か打合せをしたことがある社内クライアントの名前が。
- Aさん・・・入社4~5年目の20歳後半。別業種の上場企業にランクアップ転職したらしい。
- Bさん・・・60歳で定年退職。雇用延長は選択しなかった様子?
- Cさん・・・この春に全く畑違いの部門に異動していたが、半年後に退職。もしかしたら不本意な異動だったのかもしれない。
- Dさん・・・海外に移住予定という噂を耳にする。しかし、オミクロン株の影響で出国制限中だろうし、どうなることやら。
このように知っている人が立て続けに退職して、少しさみしい気がするが致し方ない。転職経験がある私自身もそうだったけれど、本人達も悩みぬいて決断したのだから。Aさん以外の人たちも、おそらく次の職場を決めて退職したと思うが、さすがにそのあたりは不明。
私も複数回の転職経験があるのでよ~くわかるが、いざ会社に退職届を提出すると、もはや後戻りはできない。自分の関心は次の職場に移っており、期待と不安が交互に押し寄せる中、最終出社日をひたすら待つのみ。そして、待ちに待った最終日当日になると、自席を片付けて、お世話になった人にあいさつをして会社を去っていく・・・。kigyouhoumu.hatenadiary.com
2.もし今転職活動をしたら?
なんとなく思い立った私は、気まぐれに某転職サイトで関西の企業法務担当者の求人をチェックしてみる。それなりの求人件数はあったが、年齢的にも厳しそうだし、年収も100~200万円ぐらい減りそう。これは痛い。また、求人企業の評判を転職クチコミサイトで調べても、微妙な印象。
とすると、現在の状況では、とても転職は考えられない。そもそも新天地で新しい人間関係を構築していくのは大変。従って、合理的な思考で考えれば、「(少なくとも現時点においては)転職しない方が正解」という結論に。
・・・そういえば、新型コロナで世間が騒ぎ始めた2020年2月の半年ほど前に「ウエディング業界で働きたい」という夢をかなえるために、転職していったEさん(女性)という人がいた。現在、あの業界は新型コロナの影響で相当ダメージを受けているだろうし、Eさん自身はどうしているだろう。
退職した人達とはおそらく二度と出会うことはないだろうし、転職活動を行っていた頃に悩んでいた昔の自分をふと思い出して、なんとなくセンチメンタルな気分になってしまう。