1.クレドとスマホアプリは相性抜群
以前に自分の行動指針(クレド)について触れたことがあった。2014年あたりからタスク管理アプリにクレドを入力し、毎朝目を通している私。
数年前にタスク管理アプリは、WunderlistからMicrosoft To Doに変更したが、クレド自体はタスクのメモ欄に入力している点は変わりない。リマインダー機能があるスマホアプリならば、毎日決まった時間に通知できるため、クレドとは非常に相性がいい。
2.2022年度版のクレド
このように、クレドをスマホアプリに入力して8年間欠かさず毎朝読んでいる私だが、今年の正月休みを利用して、以下のとおり少し修正することにした。
3.人生の課題=行動指針の創造
一般的に、クレド(Credo)とは「信条」「志」「約束」を意味するラテン語をいい、企業活動の拠り所となる価値観や行動規範を表現した文章をいう。大手企業ではアイデンティティの確立や社員の一体感を形成するためにクレドを定めるケースもあるだろう。
しかし、私としては、自分のクレドぐらい自分自身で作り上げたい。なぜならば、人生とは「生涯を通じて自らの行動指針をいかに作っていくのか」という一面があるからだ。すなわち、行動指針とは、その時々の自らの人生経験や人生観に基づき、試行錯誤して作り上げていく人生の成果物のようなもの。
私は、この習慣を始めて8年ほどになるが、常に目的意識を忘れない、長期思考の癖が身に着く、メンタルが強くなってレジリエンスが高まる、という効果があった。そういえば、これまでに仕事や私生活で遭遇したトラブルやピンチにうまく対処できたのは、クレドのおかげかもしれない。
3.まとめ
クレドを作るということは、「これから自分はどのような人生を歩んでいきたいのか」という自問自答につながる。いわば、クレドは人生における心の羅針盤のようなもの。コロナ禍や人口減少など先行きが不透明で、私の親世代のように国や会社に人生を預ければなんとかなった時代はとうに終わりを告げている。だからこそ、自分なりの「判断軸」をもって、世渡りをしていく必要があるが、クレドはその助けになるかもしれない。
いずれにせよ、クレド(行動指針)をスマホのタスク管理アプリと組み合わせて運用することは、非常に効果的なのでお勧めしたい。