企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【旅行】東京の浜離宮恩賜庭園で歴史の息吹に触れる/潮風がそよぐ都会のオアシスにて

1.江戸の潮風がそよぐオアシス

3年ほど前に東京出張の際に泉岳寺を訪れたことに触れたかと思う。
その当時のエピソードだが、泉岳寺のビジネスホテルでくつろいでいた際に付近のGoogleマップを見ているとホテルから少し北に離れた場所になにやら大きな庭園があることに気づいた。JR新橋駅とJR浜松町の中間にある浜離宮恩賜庭園という庭園で、その時は「ふ~ん」という感じで終わる。

 
あれから3年半が経過して、東京の浜松町に出張に行く機会が訪れる。これも何かの縁だし、その用事が終わった後、浜離宮恩賜庭園に足を運ぶことにした。都会の中の庭園というと、2015年3月に息子と二人旅で訪れた香川県高松市の栗林(りつりん)公園を思い出す。
栗林公園も広かったが、浜離宮浜離宮恩賜庭園の大きさは、東京ドーム5個分ということでかなりの広さ。また、内部にはお茶屋や花畑もあるなどバラエティに富んでいる。こちらの庭園はもともと徳川将軍家の別宅として使用されていたが、現在は国の特別名勝・特別史跡に指定されて、東京都民の憩いの場となっている。
 
さて、当日浜松町から歩いて、入口で料金を払って庭園に入ると、都会とは思えないほどゆったりした雰囲気の空間が広がる。三方は高層ビル群に囲まれており、周囲とのギャップを感じさせるが、それもまたこの庭園の魅力の一つかもしれない。海のそばにあるためか潮風がほどよくそよいでおり、静かで落ち着いた空間だ。ちょうど今の初秋の時期には散策するのにうってつけ。

 
だだっ広い空間でのんびり過ごすのも登山と似た一種の癒しと言ったところか・・・。これもささやかな贅沢という感じ。そういえば、今月から外国人観光客の規制も緩和されたためか、その姿もちらほらと見かけた。

 
そういえば、園内の小高い丘(富士見山)から動画を撮影したので、これも貼り付けておこう。園内の厳かな雰囲気を感じ取ってほしい。

 

2.NHKで紹介された店に立ち寄る

さて、浜離宮恩賜庭園を出た後は北東に向かって歩いて銀座界隈に立ち寄る。目的地は岡田かめやというおつまみ屋さん。
 

 
こちらの店は、私が毎回鑑賞しているNHKの「ドキュメント72時間」で昨年紹介されたことがあった。そのエピソードがなんとなく印象的で、せっかくなのでこちらにも立ち寄ることに。
 
店に入って、お土産代わりにドライフルーツを購入する。店員さんと少し話をしたけれど、なんでもテレビ放送後に私のように店に立ち寄る一見さんが増えているらしい。
 
そろそろ帰りの新幹線の時間もあるので、近くのJR新橋駅を経由して品川駅に向かう。このような感じで慌ただしくも初秋の東京散策を終えた一日だった。