前回の続きで、ビワイチ4日目。さあ、ここから後半戦に突入。
この日の行程は、長浜から湾岸沿いに木之本付近を通過し、琵琶湖最北端(奥琵琶湖)を進み、桜で有名な海津大崎を経由して近江今津を目指すというもの。1~3日と違って、お城などの歴史スポットに立ち寄ることはなく、風景を楽しむ予定。
1.湖北の野鳥をバードウォッチング
ホテルをチェックアウトした後、左手に琵琶湖を眺めながら湾岸沿いに北に走る。4日目の今日も快晴でいい天気。ただ冷たい風が吹きつけており、サイクリングで汗をかいてもちょうどいい感じ。
道路にはビワイチ挑戦者のため、青い誘導サインが印刷されているので、迷うことはない。このまま北上して最初に訪れたのは湖北野鳥センター。湖北には多くの種類の野鳥が生息しており、保護されている。こちらではその野鳥をバードウォッチングすることができる。
施設に入ると、すでにいくつもの望遠鏡が設置されており、それを覗きこめば野鳥を眺めることができる。これは楽だ。このような感じで人生初のバードウォッチングを体験。
2.ビワイチで一番しんどいコースへ
湖北野鳥センターを出た後、いったん湾岸から離れて内陸を北上する。しばらくは平坦な道が続く。この辺りは民家も少ない。遠くの山々を眺めながら田んぼ道を自転車で進む。
そして、この先にはビワイチで最難関コースが待ち受けている・・・。それは賤ヶ岳付近で、道はやがて登り坂となり、いくつかのトンネルを通過する。さすがにしんどいので、自転車を降りて押しながら歩くしかない。
ヒイヒイ言いながらペダルをこいで、長い長いトンネルを抜けた先に待ち受けていたのは、奥琵琶湖の静かな湖面。路肩に自転車をとめてしばし休憩。キラキラ光る湖面が美しい。ここからがビワイチで一番楽しいコース。
3.奥琵琶湖の絶景を堪能
一休みしてから坂道を一気に下って琵琶湖北端を西に進む。琵琶湖と山々と青空のコントラストが本当に美しい。自然の織り成す風景に感動させられる。ビワイチにトライして本当に良かった。
木之本と永原の中間付近には道の駅があったので、ここでランチ休憩。名物のフルーツサンド(あずきサンド、メロンサンド)を買って食べる。地域クーポンを使用したので、実質無料でゲット。疲れていると甘いものがうまい!
ランチを食べて休憩してからサイクリングの再開。湾岸沿いに湖面の風景を楽しみながら西から南にかけて進む。マキノ近くには桜並木で有名な場所があるが、さすがに4月下旬になると散った後。いつか桜の季節に訪れてみたいもの。
そして、ようやくこの日の宿泊地である近江今津付近に到着。さすがに疲れていたので、夕食をラーメン屋で食べてから、早めに就寝。
このような感じで、奥琵琶湖の絶景を楽しみつつのビワイチ4日目は無事に終了。今日の移動距離は28キロ。ここまではトラブルもなくおおむね順調。
ここまで来たらビワイチもあとわずかだが、油断は禁物。さて、次回はいよいよ最終回。