企業法務担当者のビジネスキャリア術

氷河期世代の企業法務担当者がライフログとして日々の出来事を記録しています。2009年に開始したブログは16年目を迎えました。

【トレッキング】師走に滋賀県の東近江トレイルに挑戦!/歴史風味あふれる湖東里山を縦走する(※とび太くんとも再会)

昨年12月30日に2024年の登り納めとして、滋賀県東近江市にある猪子山(いのこやま 268m)と繖山(きぬがさやま 433m)の二座を縦走してきたので、その様子を紹介したい。

 

 

当日は、9時にJR大阪駅を出発し、京都を経由して10時30分に能登川駅に到着(マップ①)。偶然だが、能登川駅は、私が20代の頃に司法書士事務所に勤務していた当時、近辺の法務局・役所・銀行などを訪れるためにちょくちょく足を運んでいたので、なんとも懐かしい場所。

※当日曇り空だったが、雨は降らなかった。

 

 

駅を出て南東に歩くと、街並みを抜けたところに登山口となる公園入口に到着(マップ②)。早速、準備運動をして登山開始。そして、登り始めて10分ほどで見晴らしの良い展望台に到着。その時の動画を紹介しよう。

※この場所からは彦根方面を見渡せる。

 

そのまま10分ほど進むと猪子山の山頂にアッサリと到達(マップ③)。付近は展望はイマイチだが、すぐど歩いた先には、北向岩屋十一面観音があるので、お参りしていく。その付近には南東を大きく見渡せる絶景スポットがあるので、パノラマを眺めながらしばし休憩。

 

※眼下に広がるのは五箇荘の街並み。

 

さあ、まだ先は長い。一息入れると南西に向かって尾根道を歩いていく。付近は丸太で舗装された階段も多く、整備された道なのでかなり歩きやすいかった。雑木林の中を進むとやがて雨宮龍神社に到着し(マップ④)、急な坂道を下っていく。

 

 

そして再び地獄谷と呼ばれる登りが続くが(マップ⑤)、やはりきちんと舗装されており、名前と裏腹に登りやすい道。途中で草刈り機で茂みを伐採している地元の方と遭遇し、あいさつをする。

 

そのまま繖山の頂上目指して歩き続けたところ、途中に「見晴し良好➝」という謎の看板(?)に遭遇する。「これは何?」と誘われるように寄り道をしたところ、西に広がる安土平野が眼前に飛び込んでくる。目の前は何も遮るものがなく、北に視線を転じれば琵琶湖も微かに見えるような。素晴らしい絶景だ。

※冒頭に草刈り機のモーター音が収録されているので、音量注意。

 

 

偶然だが、眼下のスポットは昨年、転職時の有給休暇消化期間中にビワイチ(琵琶湖自転車一周サイクリング)の際、安土城を見終わった後、近辺の博物館を散策しているので、見覚えがある。

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

さて、一服ついてから登山の再開する。・・・といっても15分ほどで繖山の山頂に到達!あとは東に向かう下山道をたどるだけ。ただし、せっかくなので、寄り道を。この付近は観音寺城というお城跡があるので、せっかくなので立ち寄ることに。

 

そういえば、観音寺城はシミュレーションゲーム「信長の野望」でも六角氏の居城として登場し、なかなか攻略しにくい山城だった。

 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

こうして、実際の本丸跡を歩き回ってみると「確かに攻略しにくそうな城だなあ」と身をもって納得。歴史の息吹を垣間見た瞬間だった。

 

さて、そこから30分ほど歩くと、観音正寺に到着(マップ⑨)。ここからは南東方面の見晴らしが最高に良い。年の瀬に眺める暮れ時の風景はまた格別。ビュウビュウと吹きすさぶ風が登山で火照った体にはちょうど心地よい。

 

あとは表参道を下って結神社に到着して登山終了だが(マップ⑩)、参道の途中途中には人生の格言を記した立て看板(?)があり、読みながら歩いたが、非常にためになる言葉が多く、是非ブログで紹介したいので写真を掲載しておこう。このテの名言は、若いうちは何とも思わないものだが、年齢を重ねて就職・転職・結婚・育児という人生のライフイベントに遭遇すると、やけに納得してしまう。

 

 

 

神社を出て、近江鉄道の五箇荘駅(マップ⑪)まで北東に向かって2キロほど歩く。気がつけば曇り空ではなくなっていた。

※後ろを振り向くと、ついさっきまで縦走していた山々の姿が・・。

 

 

そういえば、この辺りは滋賀県のシンボルでもある「とび出し坊や」こととび太くんの発祥の地でもあるので、やたら出現率が高い。

 

※ここにも・・・

 

※道路向こうのあそこにも・・・。

 

※そしてこんなところにも。

 

※ん?とび太くんのソックリさんが一名紛れ込んでいるようだが、たぶん気のせいか・・。

 

そうして、30分ほど歩いて近江鉄道の五箇荘駅に到着。師走近くということもあり、人影はほとんどなく、静かなもの。この駅から近江鉄道に乗車して彦根駅まで移動する。そしてJRに乗り換えて大阪駅までとんぼ帰り。

※五箇荘駅のすぐ隣には東海道新幹線が通過している。かなり珍しい駅。

 

 

こうして2024年の登り納めは無事に終了。師走の厳かな空気の中、近江の景色を見ながらの縦走はなかなか思い出に残るトレッキングとなった。この記事を書いている時点で2025年はスタートしているが、引き続き趣味の一つとして2025年もトレッキングをマイペースで楽しむつもり。