先日、穏やかな春の陽気に誘われて、妻と二人で神戸の街をゆっくりと散策した。潮風が心地よいベイエリアを中心に、私たち夫婦ならではの視点で神戸の魅力を再発見したので、その様子を紹介したい。

1.神戸の空の玄関口 神戸空港へ
旅の始まりは、神戸の空の玄関口、神戸空港から。三宮駅からポートライナーに揺られることしばし、海に浮かぶ美しい空港島に到着する。2006年の開港以来、関西の空の便を支えてきた神戸空港だが、実はこれまで伊丹空港ばかりを利用していた私にとっては初めての訪問。そのコンパクトながらも洗練された佇まいに、神戸らしさを感じる。
空港に入ってみると、こじんまりとした「ザ・地方空港」といった印象。しかしその分、落ち着いた雰囲気があり、旅の玄関口というよりも観光スポットとしての魅力を感じる。エスカレーターで展望デッキに上がると、目の前に広がるのは海と空の青一色!潮風を感じながら飛行機を眺めるだけでも、心が癒やされる。当日は、気候も涼しく、絶好の散策日和。
北側に視線を転じれば、神戸ポートアイランドや背後にそびえ立つ六甲山を一望。デッキにはベンチも多く設置されており、私たち夫婦のように空港に観光に訪れている人も多かった。
※デッキの南側には滑走路、北側は六甲山を望むことができる。



展望デッキの東西には、ミニチュア写真家・田中達也氏の常設展示もあり、立ち寄ってみることに。これが予想外に大当たり。
私は氏の作品を今回初めて観賞したが、日用品や食べ物を建物や乗り物に見立て、その中に小さな人形を配置したジオラマは、ユニークで完成度が高い。作品にはすべてダジャレを交えたタイトルが付いていて、遊び心もたっぷり。












※このダジャレが作品の魅力の一つ。アートとユーモアを楽しむ。
その後、2階にあるフードコートで飛行機の発着陸を眺めながらランチタイム。飛行機を見ながらの食事は、非日常感があって不思議な感覚。


※妻は中華料理、私はカレーを注文。
2.ポートタワーのてっぺんから神戸を一望
お土産を購入した後に空港を後にして、再びポートライナーに乗り、港町・神戸の中心エリアへ向かう。今回私のリクエストで、神戸のシンボル「神戸ポートタワー」に初めて登ってみることに。
エレベーターで一気に頂上へ。さらに階段を数段登ると、吹き抜けの展望スペースに到着。ここからは、海風を浴びながら神戸の街並みと港を一望できる。高さ108メートルからの景色は圧巻の一言。横浜ほどの大スケールではないにせよ、神戸が海と山に囲まれたコンパクトにまとまった港町であることがよく分かる。このバランス感が神戸の魅力なのかも?

※上が空いているので、風が心地よい。ガラス張りが少し怖いけど・・・。



展望台には30分ほど滞在していたが、さすがに寒くなってきたので、そのままエレベーターで地上に降りる。ちょうどタイミングよく滑り込んできたバスに乗車して三宮駅まで戻って帰宅の途へ。

こんな感じで、春の神戸をゆっくり歩いた私たち夫婦。都市の中に自然と静けさが共存する神戸ならではの魅力を再発見できた一日だった。梅田ほど頻繁に訪れるわけではないけど、神戸にはまだまだ見どころがありそうなので、また時間を見つけて訪れてみたい。
