【死にゲー】平日にワイシャツ姿で挑んだ80戦！『ELDEN RING』ラスボスラダーン撃破の果てに見えたものとは？／１年がかりでDLCを遂にクリア！

１．80回以上の死闘の末、ラダーンを討伐！

先日フロムソフトウェアのダークアドベンチャー「ELDEN RING」のDLC版「SHADOW OF THE ERDTREE」に苦戦していることについて触れたと思う。

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以前の記事でも書いた通り、ラスボスであるラダーンとの戦いはまさに泥沼の死闘（？）だった。その後もめげずに、いや、ほとんど意地になって、ラスボスに挑戦すること80回。土日はもちろんの事、平日の仕事帰りにワイシャツ姿のままコントローラーを握りしめ、（妻の冷たい視線を浴びながら）ラダーンに挑んでは返り討ちに遭い、「明日こそ！」と誓って眠る日々。

※2分50秒あたりからラスボス戦開始。動画自体は第１形態まで（第２形態になってすぐに死んだ）。

※第２形態では半神ミケラもラダーンに憑依して、攻撃度が大幅アップ！

そして、ついに——本当に「ついに」——撃破に成功！ようやく、長き戦いに終止符を打つことに。気づけば、毎晩の死闘は2ヶ月を過ぎていた・・・。そうそう、勝利の証拠として、PS4に記録した動画やスクリーンショット（撃破直後を含む）の一部を公開しよう。

※これがラダーン第２形態特有の抱きつき攻撃。２回くらうとHPの残量を問わず即ゲームオーバーに。

※NPC二人も倒されて、孤立無援となったが、盾チク攻撃で撃破に成功！

２．感動なきエンディング、そして尽きぬ謎・・・

しかし、あれだけ苦労してラスボスを倒したにもかかわらず、待っていたのは呆気ないショートムービーのみ。特に感動的なエンディングが用意されているわけでもなく、拍子抜けしたのが正直なところ。そもそも主人公はミケラを追いかけていたはずが、なぜラダーン（＆ミケラ）がラスボスとして立ちはだかるのか？もちろん、フロムソフトウェアのゲームに論理性や整合性を求めること自体が野暮であり、深く考えると沼にはまるので、考えるだけ無駄（笑）。

※ラダーン撃破後の記憶に触れると、ショートムービーが流れる。これがDLCのエンディングのようなもの？

※ラダーン撃破時点のステータス。攻略サイトでお勧めの武器防具に変更して何度もチャレンジ。

３．「SHADOW OF THE ERDTREE」を振り返る

さて、「SHADOW OF THE ERDTREE」は本編のサイドストーリー的な位置づけで、クリアは別に必須ではない。舞台は本編の「狭間の地」から「影の地」へと移り、プレイヤーは様々な冒険を繰り広げることになる。個性豊かなNPCたちとの出会いを重ねながら、謎多き神・ミケラの足跡を辿っていくのが主なストーリーだ。

このDLCでも、登場人物たちの背景や関係性は語られ過ぎることはなく、プレイヤーの想像力に委ねられるというおなじみの手法が貫かれている。だが、それが没入感を高める一因となっているのも事実。そして、各所に待ち受けるボスたちが一筋縄ではいかないのも毎度のお約束。そして何より、敵が強い。尋常ではない。いわゆる「死にゲー」の極致。道中のボスたちも例外ではなく、何度も死んで、覚えて、再トライして、ようやく一矢報いるという反則的なバランス設計。さらに次にどこへ行って何をすれば皆目分からないので、攻略サイト無しでは即詰む。相変わらず親切心ゼロの設計だが、それがプレイヤーを虜にする中毒性の要因かもしれない。

■NotebookLMによるブログのまとめ解説

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これで、2022年2月に発売された「ELDEN RING」本編とDLCを合わせて、足掛け3年以上の歳月をかけてクリアしたことになる。コロナ禍の真っ只中から遊び始めたことを考えると、相当長く遊んだ方だろう（その間に私は転職もしているし）。これだけ楽しめれば、十分すぎるほど元は取れたはず（笑）。まさか一つのゲームにここまで時間をかけるとは予想もしなかったが・・・。

４．次なる戦場は「ELDEN RING NIGHTREIGN」？

そして、気が付けば5月下旬には、外伝的な新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』がリリース。とりあえず購入して手元にはある。あるが……まだその「覚悟」が固まり切れていないのか、ラダーンやミレニアに何度も倒されたのがトラウマになってしまったのか（？）、実は封も切っておらず机の奥にそっとしまいこんでいるのが現状。「心の準備」が整うまでは、しばし“積みゲー”として封印しておこう。

なお、本作は過去作と違って、オンラインによる３人のマルチプレイを前提としている。一応、ソロプレイも可能らしいが、マルチプレイに比べるとかなり難易度が厳しいと聞く・・・。こりゃ詰み確定か？（泣）

しかし、昨今のユーザーフレンドリーなゲームが大半を占める中、ここまでユーザーにハードな難易度を強いて、心を折りにくるフロムソフトウェアという会社は一体何だろうか・・（泣）。「こちとら金を払っているんだぞ！」という言葉をぐっと飲み込んで、再び「地獄」に挑まなくてはならないのか。どうか今だけはラダーン撃破の達成感と余韻をしばし味わせてほしい。

さてさて、フロム作品の無限ループに、果たして終わりはあるのだろうか？