先日、仕事から帰宅した私を待っていたのは、妻の「この性格診断流行っているらしいので、一緒にやってみない?」という誘いだった。画面に表示されていたのは、「16Personalities」という無料の性格診断テスト。何それ?かなり昔に流行した「動物占い」みたいなものだろうか(ちなみに、動物占いではひつじだった)。
20分ほどかけて複数の質問に答えるだけで、16種類の性格タイプの中から自分の本質や行動パターンがわかるという。面白そうなので、さっそくやってみた。すると、私のタイプは「建築家」タイプ。何気ない質問に答えていくだけで、自分という人間がなぜ、どのように考え、行動するのかが明らかになるのはなかなかに興味深い。
ちなみに、建築家タイプの有名人といえば、イーロン・マスク、クリストファー・ノーラン、アーノルド・シュワルツェネッガー、(指輪物語の)ガンダルフ、(シャーロック・ホームズの)モリアーティ教授といえば、なんとなくイメージがつかめるだろうか。
<建築家タイプ>
①(欺瞞や偽善を見抜く)理性的で頭の回転が早く、自分の思考能力、さらに偽善や欺瞞を不思議なほどにも簡単に見透かす力を誇りを感じている人たちです。理性的で頭の回転が早く、自分の思考能力、さらに偽善や欺瞞を不思議なほどにも簡単に見透かす力を誇りを感じている人たちです。
②(仕事にひたむき)仕事には極めてひたむきで、自分の見識・ロジック・意思力を全力で活用するタイプです。無意味な規則や浅はかな批判で自分の邪魔をするような人には遭遇したくない、と感じているでしょう。
③(知識欲が旺盛)自分の知見と知的鋭敏さから自己肯定感の多くを得ているタイプで、学校で“読書家”や“ガリ勉”などと呼ばれていたこともあったでしょう。建築家は人に自慢するために新しいことを学ぶのではありません。知識を増やすことが純粋に楽しいと感じるのです。
④(戦略的な生き方)建築家にとって人生は“巨大なチェスゲーム”なのです。運ではなく戦略を頼りにするタイプなので、それぞれの指し手の前にメリットとデメリットを熟考する傾向にあります。そして、「創意工夫と洞察力さえが十分あれば、どんな困難が途中に待ち受けていようともゲームに勝つ方法は見つけられる」と確信しているのです。
読んでいると、確かに自分に当てはまる部分が多いような・・・。例えば、③について、私は「知識をコツコツ増やして、その知識を仕事という実務で活用したい」という願望を持っている。すなわち、新しい知識を得ることが純粋に楽しく、それがやがて仕事という「実務」に結びつくことに喜びを感じるタイプ。そのため、図書館では様々なジャンルの本を借りて、通勤電車などでよく読んでいる。特にIT系のハックはよく仕事で実践しており、その恩恵を受けている方。
④にも共感する。VUCAの現代では人生ギャンブル的な要素も多いが、戦略的に考えて行動すべき局面も多い。自分のリソース(時間、スキル、経験)をいかに有効活用して、人生の舵取りを行うべきか。それをふまえて、私はこれまでの人生の転換期において転職というカードを何度か切って軌道修正を行ってきた。運にも助けられた場面もあったが、今にして思えば、これらの選択はまずまず正解だったと感じている。
ちなみに、妻がこの性格診断を行ったところ、結果は「提唱者」だったとか。
<提唱者タイプの特徴>
① 強い理想と価値観を持ち、人を励ましたり導いたりすることに喜びを見いだす。
② 洞察力が鋭く、人の気持ちや背景を深く理解しようとする。
③ 表面的なつながりではなく、本質的で意味のある人間関係を大切にする。
④ 自分が信じるビジョンに従って行動し、周囲に影響を与えることを使命と感じる。
う~む、20年も夫婦関係を続けていると、なるほどと思わされる部分がある。私(A型)が論理や戦略で物事を組み立てようとするのに対し、妻(B型)は「人の気持ち」や「理想のあり方」を重視する傾向がある。私が冷静に一手先を考える「チェス型」だとすれば、妻は周囲を巻き込みながら道を拓く「灯台型」といったところか。
このように二人の診断結果を並べてみると、性格傾向の違いが明確であると同時に、補い合う関係でもあることが見えてくる。私が現実的な計算に偏りすぎたとき、妻の理想主義が軌道修正を与えることがあるし、逆に妻が理想に傾きすぎたとき、私の現実感覚が歯止めとなる。このように、お互いが補う関係にあるのかもしれない。

今回の性格診断は、自分やパートナーの行動の背景にある思考パターンを理解する良いきっかけになるかもしれない。興味を持った方は、ぜひ一度このサイトで自分やパートナーの性格タイプを診断してみてはいかがだろうか。話が盛り上がることはうけおいだ。
