4月に開幕した大阪・関西万博がついに閉幕まで残り1か月を切った。個人的には最初からもともと「行く気ゼロ」だった。「混んでるやろ」「高いやろ」「疲れるやろ」の三拍子なので、無理していく必要なし!と割り切っていた私。
・・・ところが子どもたちから「万博に行きたい!」という強烈なプッシュが入り、仕方なく妻が入場券だけはなんとか確保。10月についに家族で突撃予定となった。妻によれば、現在はすでに公式HPにログインするだけでも順番待ち(!)というとんでもない状態らしい。ネットの評判をのぞくと「パビリオンはだいたい入れない」という無慈悲な声ばかり。う~む、この時点ですでに気分は憂鬱。かくして、我が家の壮大なる万博攻略ミッションは、以下の3つに決定。
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なんかすごいらしい「会場の空気感」を吸い込む! (深呼吸の練習は万端)
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あのデカい木製リングを背景に家族写真を撮る! (逆光はご愛嬌)
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ガンダムを拝む! (こ、こいつ、やっぱり動かないぞ!)
このハードルが地面にめり込むほど低い目標設定。もはや万博に行くのか、近所の大きな公園に散歩に行くのか、自分でもよく分からなくなってきた(笑)。まあ、そこは大人の諦め力でカバーして、期待値を下げるのも円満な家族イベントの知恵といったところ。

ただ、唯一良い点は参加時期が秋風が吹き始める10月ということ。あの灼熱地獄の夏を避けられただけでも勝ち組気分だ。きっと「炎天下で倒れる父」ではなく「木陰でソフトクリームを食べる父」としてブログに記録できるだろう。ネタ的にはどちらでも美味しいのだが。思い返せば、以前に建設中の会場横を車で通ったこともあった。「あれが噂の万博会場か…」と、チラ見しただけで既に“参加済み”と心のどこかで思っていた私。だがせっかく地元でやっているのだから、一度くらいは正面突破してみるべきだろう。
私個人のテンションはかなり低めだが、それでも万博ファンの方のサイトから非公式マップをダウンロードしているあたり、妙に準備だけはしている。やる気がないのか、あるのか、自分でもよくわからない。とりあえず、「ゆるい意識低い系ファミリー」の万博体験記は後日ブログで報告予定なので、乞うご期待!

