企業法務担当者のビジネスキャリア術

氷河期世代の企業法務担当者がライフログとして日々の出来事を記録しています。2009年に開始したブログは17年目を迎えました。

【祝・アニメ化】投資のつもりが「破滅の入り口」に?/『FX戦士くるみちゃん』が私たちに教えてくれること

1.FX漫画のアニメ化決定!

以前、本ブログでも触れたことがあるが、FXをテーマにした異色の漫画に『FX戦士くるみちゃん』という作品がある。
 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

 
かわいらしい女性たち――いわゆる「FX戦士」たちが、FX取引に挑み、一攫千金を夢見るというストーリー。ただし、可憐なビジュアルとは裏腹に、描かれているのは極めてシビアで容赦のない現実だ。そんな本作が、2026年にアニメ化されるというニュースが飛び込んできた。
 
 
異世界もの、スポーツ、アクションと、近年のアニメ作品はテーマの多様化が著しいが、FXを真正面から扱った作品となると、少なくとも私の知る限りでは本作が唯一。予告映像を見る限り、原作の持つ不穏さや緊張感も、しっかり再現されそうだ。おそらく登場人物たちが次々と「闇落ち」するシーンもしっかり描いてくれるはず。
 
 
 
ちなみに、これまで本ブログで何度か書いてきた通り、私の現在の投資スタンスは<NISAをメインにしつつ、優待狙いの現物株のみ>という堅実な方針を徹底している。私自身はFXに手を出すつもりは全くない。そもそもFXは「投資」ではなく「投機(=バクチ)」である。本作では、このFXの怖さ、特に一度歯車が狂ったときの転落のスピードぶりを分かりやすく描いており、その点は非常に好感(?)が持てる。そういう意味では、『FX戦士くるみちゃん』は金融リテラシー教育の教材として義務教育で取り上げてもよいかも。

 

2.満を持して原作を全巻読破!

とはいえ、私が原作をきちんと読んだのは、1年以上前でもあり、それもWEB漫画の無料公開部分だけだった。アニメ化で良い機会でもあるし、ブログで取り上げるに当たり改めて原作を全巻通読してみよう。そう考えた私は、先日週末の仕事帰りに大阪市西成区にある快活CLUB 南津守店(=本作が全巻揃っている店舗は大阪では唯一ここだけ)へ足を運んだ。
 

コミック詳細 | 快活CLUB 南津守店 - コミック検索サービス【なびコミ】

 
 

※店舗は地下鉄四つ橋線の北加賀屋駅から北東へ徒歩15分ほどの場所にある。
 

※残業帰りだったので、まずは北隣にある「資さんうどん」で腹ごしらえ。関西でも店舗増加中!

 

 

※店に入って右側に「FX戦士くるみちゃん」の原作本を発見。一見すると萌え漫画のような印象だけれど・・。

 

※個室ブースで自分のブログをチェック(?)しつつ、原作9巻を一気に読破。
 
 
約1時間半ほどで既刊9巻を読了したが、読後の感想は「やはりFXは恐ろしい。一般人はこんな恐ろしいものに手を出してはならない」につきる。物語が進むにつれ、華やかだった4人のFX戦士たちの運命は暗転する。精神を病み、自ら命を絶とうとする者、あるいは夜の世界(ソフト風俗)へ身を持ち崩す者、あるいは痛い目にあってFXの世界から足を洗う者……。最後まで健在と言えるのは、皮肉にもたった1人のみ。ハッピーエンドとは程遠い、あまりにリアルな破滅のドラマがそこに描かれていた。

 

FX戦士たちの多く(4人中3人)が、文字通り「戦死」していく様を目の当たりにし、改めて確信する。FXで生き残るには、並外れた運、強靭な精神力、そして何度負けても立ち上がれる圧倒的な経済力が必要なのだと。少なくとも、普通のビジネスパーソンが安易に手を出すべきものではない。

 

3.私たちは「くるみちゃん」にならなくていい 

金曜日の仕事疲れの中、原作を読み終えて夜中に快活CLUB 南津守店を出た時の、夜風の心地よさと安堵感は忘れられない。 私たちが目指すべきは、画面に張り付いて胃を痛めるFX戦士ではなく、日々働きながらNISA等でコツコツと未来を耕す堅実な生活者なのだ。
 
今回の読破を通じて、私は改めて自分の投資スタンスを再確認できた。働きながら、給料の一部をNISAに投入するインデックス投資で着実に資産形成を進める。遠回りに見えても、それが自分にとって最も現実的で、賢明な選択だと確信している。

 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

 
私が推察するに、本作のいわば裏テーマは、「夢を見る前に、現実を直視せよ。短期間で楽してお金儲けはできない」ではないだろうか。願わくば、「FXの恐ろしさを知るための最高の教科書」 として、アニメ化を機にぜひ多くの人に本作に触れてほしいものだ。あと、原作漫画に興味を持った人は、以下の公式サイトで無料公開分だけでもチェックしてほしい。本作の雰囲気がつかみ取れると思う。