1.今年のGWは「インプット強化期間」
いよいよ今年のゴールデンウィークがスタートした。
昨年は1泊2日で京都の福知山や天橋立へ家族旅行に出かけ、賑やかな連休を過ごした。しかし、今年は特に遠出の予定は入れず、自宅を拠点にゆったりと過ごす計画を立てている。
その代わり、今回の連休で力を入れたいのが読書。 普段は多忙な仕事に追われてまとまった時間が取りづらいため、この機会にビジネス書からライフプラン、小説まで、ジャンルを問わず読みふけりたいと考えている。GW直前の先日、久しぶりに西区の大阪市立中央図書館へ足を運び、事前にネット予約した本をどっさりと借りて、自宅に持ち帰ってきた。


2.私が読書をやめない理由
今の時代、インターネットを開けば大抵の情報は即座に手に入る。それでもなお、私が読書という形態にこだわり続ける理由は単純。これまでの自分のキャリアそのものが、本によって支えられてきたから。私は、企業法務担当者として「王道」のキャリアパスを歩んできたわけではない。例えば、大手企業の法務部でメンターに手取り足取り指導を受けるといった恵まれた環境にあったわけではない(メンター?そんな者はいない)。
むしろ、氷河期世代らしく世間の荒波に揉まれながら、独学で知識(ビジネス・法務・与信・IT)を習得し、転職を繰り返して経験と実績を積み重ねてきた。さらに、わからないことは専門書で調べたり、顧問弁護士に質問して知識を補完する。その地道な繰り返しが現在のキャリアを形成してきたと自覚している。そのような事もあって、私は自らを「野武士型の企業法務担当者」と定義している。

その過程で、専門書は常に欠かせない「知の栄養源」だった。駆け出しの頃、『取引基本契約書の作成と審査の実務』のような入門書を、文字通りボロボロになるまで読み込んだ記憶は、今でも私の原点として刻まれている。今となってはそれも懐かしい。このような良書がどれほど自分の役に立ってくれたことか。
3.選書の変化は、キャリアの変化
ただ、ベテランと呼ばれる年次になり、さらにプレイングマネージャーとして組織を預かる立場になってからは、選ぶ本の傾向も変わってきた。若い頃は「深く狭く」、すなわち企業法務関連の専門書を徹底的に掘り下げていた。しかし、マネジャーとなった現在は、「広く浅く」へと軸足が移りつつある。例えば、以下のようなテーマにも意識的に触れるようになった。
- 経営管理:組織の進むべき方向を俯瞰する視点
- 組織論:チームとしてのパフォーマンスを最大化する知恵
- 人材マネジメント:メンバーそれぞれの可能性を引き出す対話
プレイングマネジャーとしての役割をこなすようになり、組織全体と全方位的に接する機会が増えたことで、必要とされるインプットの質が変わってきたのだろう。かつての「ガムシャラに突き詰めるような知識欲」への懐かしさを覚えることもあるが、今の私にはこの広がりが必要なのだと感じている。
もっとも、そうであっても、<読書によるインプット & 実務によるアウトプット>というサイクルを回し続けることが、自分にとって最も心地よい「大人の学び」であることに変わりはない。
4.まとめ
そんなわけで、今年の連休は自宅を拠点に以下のようなラインナップで過ごす予定。
- 静のインプット:じっくりと本と向き合う時間
- 動のリフレッシュ:低山を歩いて汗を流す登山と、愛車を駆るサイクリング
- 没入のエンタメ:Netflixやアマプラでの映画鑑賞
- 童心に帰る時間:手応えのある「死にゲー」や、戦略を練る『ファイアーエムブレム』
いずれも派手さはないが、バランスは悪くない(たぶん)。遠出をしなくても、こうして自分のペースでインプットとリフレッシュを繰り返す時間は、むしろ贅沢なのかもしれない。

さて、GW中にどこまで「予定」を消化できるだろうか。私の静かな挑戦が始まろうとしている・・・。


