企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【書評】「ブラック企業の真実」恵比寿半蔵(彩図社)/ブラック企業がブラック企業たる所以を垣間見ることができます

ブラック企業の真実―実録ブラック企業の真実―実録
恵比須半蔵

彩図社 2009-05
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1.目次 第1章 悪夢の新卒入社編 第2章 地獄の中途採用編 第3章 拷問の就業中編 2.名(迷?)フレーズ(※本文より抜粋) ・「部長の口癖『ぶっ殺す!』が、おはよう代わりの職場でした。」(リゾート物件販売) ・「生徒からだけではなく、社員からも金をむしろうとする無法地帯のパソコンスクールでした。」(パソコン教室) ・「3人自殺させて、やっと一人前と言われる業界です。」(消費者金融) ・「私たち営業マンの方が、お客さんを食いつぶすシロアリですよ。」(シロアリ駆除会社) 3.感想 先日、たまたま昼休みに会社の近くのコンビニに立ち寄った際に見つけたのが本書である。ふと書棚に目をやると、本書の背表紙を見えたので、思わず衝動買いをしてしまった。本ブログでは「ブラック企業」に関する記事をいくつか取り上げているのだが、このフレーズにはなぜか引き寄せられるものがある。 【書評】「ブラック企業、世にはばかる」蟹沢孝夫(光文社): 企業法務担当者のビジネスキャリア術 【社会・経済】悪質な内定取り消し企業が発覚/「実は貴社もブラックでしたか…?」: 企業法務担当者のビジネスキャリア術 本書は、著者がブラック企業に就業経験のある人物18名からインタビューした内容で構成されている。上記の名(迷)フレーズのとおり、なかなかショッキングな内容なのだが、「社会にはこのような会社が確かに存在するのだ」という社会勉強のつもりで一読するのがいいかもしれない。買った当初は、読み終われば処分するつもりだったが、考え直した。私の子どもが成長して就職を考える時期になれば、本書をぜひ読ませたいと考えて、大切に保管するつもりだ。このような実社会のリアルについて触れた本の方がヘタなビジネス書より人生によっぽどプラスになるだろう、と思う。 4.私の経験談 思えば、私が過去に勤めていた特許事務所もおり広義の意味では「ブラック臭」がほのかに臭う職場ではあった。 【資格】特許事務所の概要について/二年半勤務した私が経験したこと: 企業法務担当者のビジネスキャリア術 まず人員の入れ替わりが激しく、常時2~3割は入れ替わっていたと思う(現在の状況はわからないが)。ちなみに、私が入社したとき同期は私を含めて4人いたのが、私を含む3人が退職している。また、経営者が典型的なワンマンで、中間管理職層も疲弊していたような印象を受けた。さらに、私の元同僚は、この経営者から理不尽な理由で一方的に解雇されており、過去に私が相談を受けたこともある。その際、私は所轄の労働基準監督署に相談に行くようアドバイスしたが、結局のところ、当人は退職を強いられた結果となってしまった。 私自身は今となっては、このような職場環境から脱出することができたので、「おかげで精神的にタフになった」と笑って振り返ることができるのだが、一生勤めるとなるとさすがにきつかったと思う。 いずれにせよ、規模の大小や業種を問わず、ブラック企業というものは世の中に存在する。就職活動中の学生や転職を考えている社会人にそうしたブラック企業に関する予備知識を身に着けるため本書の一読を勧めたい。 「人気ブログランキング」参加中です!1クリックお願いします! にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 戦うサラリーマンへ
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