企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【転職】転職者が入社してから留意するべきこと/過去の自分を振り返ってみました

最近、私の知人が転職したという噂を耳にした。これまで働いていた業界とは全く異業種らしく、苦労しているらしい。 転職者が転職活動を行うこと自体も大変な苦労を伴うものだが、本当に大変なのは、いざ内定を得て転職先に入社してからである。かくいう私もそれなりに転職経験があるのだが、入社直後は全く新しい環境に慣れるまでに緊張の日々が続いたものである。特に入社日~3ケ月間は、精神的にも肉体的にも疲労しがちだ。 今回は、そのことについて触れてみたい。 1.入社日当日 数度の面接で会社は何度か訪れているのだが、いざ正式な社員として出社する場合、非常に緊張するものである。これは何回転職しても同じだ。私も初出社の日は、いやでも早く目が覚めてしまった。そして、身だしなみを整えつつ、忘れ物がないか入念にチェックする。また、入社時のあいさつのスピーチも用意しなければならない。 出社すると、人事部門担当者の案内のもと、入社後に自分が所属部門を訪れた上、上司や同僚となる人たちとあいさつをし、名前をしっかりと覚える。そして、上司とミーティングを行い、自分の受け持つ仕事について確認する。これが非常に重要。これからその会社で働くにあたり、自分の位置づけや目標をしっかり把握しておかなければならないからだ。 そんなこんなで、入社1日目はあっという間に終わってしまう。初日は未知の環境に慣れるのに全エネルギーを費やすため、精神的にクタクタになって帰宅する。この時点では転職して果たして正解だったのか否かはまだわからないだろう。 2.入社後3ケ月間 入社して3ケ月もたてば、会社の内部事情についておおむねわかってくる。とはいうものの、周囲からは「この新参者は果たしてどのような人間なのか。仕事はデキるのか」などと興味半分でみられているため、気を引き締めて仕事に取り組まなければならない。また、そのためか、ついつい目立つ「手柄」をたてようとあせってしまうが、空回りしてはいけない。ここはあせらずじっくり落ち着いて、周囲の状況の把握に努めつつ、自分に割り当てられた仕事にコツコツと取り組むこと。新参者の分際で社内の問題点を意見したり、既存のやり方を批判したとしても「生意気な奴」と思われるだけで、まだ相手にしてもらえない。私の場合、「これはこうした方がいいのではないか」「この仕事はこうすればもっとうまくいくのに」といった疑問点はとりあえず、自分の胸の内にしまっておく一方、将来に取り組むべき課題として手帳などに記録していた。 むしろ、企業法務担当者であるならば、全力を注ぎたいのが社内クライアントとの間で密なコミュニケーションをとることだ。初対面時には丁寧にあいさつを行い、好印象を与えることに努める。社内クライアントとの人脈が確保できなければ、仕事で実績をあげる機会そのものがないからだ。私の場合、初対面の方から仕事を受注した場合、最優先でこれにとりくみ、フィードバックを行って、その質とスピードをアピールするようにしていた。こうして社内に「お得意さん」を徐々に増やしていくことに全力を注ぎ込む。 3.入社日より1年間 1年もたつとさすがに会社のルールや人間関係等についておおむね理解が進んでくる。この段階になるともはや新人ではない。自然と社内人脈が広がり、飲み友達なども増えることになる。自然と社内クライアントから相談の声がかかるようになれば、企業法務担当者としての転職はまずまず成功だといってよいだろう。そして、入社後に疑問に感じた点、改善点などは、上司に相談の上、積極的に取り組んでいく。すなわち、ルーチン業務とは別に、自分で自分の仕事を作りこんでいく「創職活動」である。ハードルは高いが、これにとりくめるということは、転職者がそれだけの実力を備えているということの裏返しでもある。 以上、過去の自分を思い出しながら、いろいろ書き連ねてみた。転職経験者ならば、いずれも共感して頂けるのではないだろうか。
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