企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【書評】「僕は君たちに武器を配りたい」瀧本哲史(講談社)/この非情で残酷な日本社会を生き抜くために身に着けるゲリラ術とは

先日の記事でも少し触れたが、先日こちらのビジネス書を読了したところ。 【社会・経済】2010年に経済産業省より公表されたレポート「日本の産業を巡る現状と課題」が的確過ぎる/企業法務担当者は経済知識もある程度身に着けておきたいところ : 企業法務担当者のビジネスキャリア術
僕は君たちに武器を配りたい僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史

講談社 2011-09-22
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1.目次 第1章 勉強ができてもコモディティ 第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた 第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在 第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ 第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という生き方 第6章 イノベーター=起業家を目指せ 第7章 本当はクレイジーなリーダーたち 第8章 投資家として生きる本当の意味 第9章 ゲリラ戦のはじまり 2.感想 なにやらぶっそうなタイトルだが、本書は若者に向けて、これからの厳しい日本社会を生き抜くためのサバイバル術を紹介したもの。といっても、すぐに使える具体的なノウハウやテクニックが紹介されているのではなく、心構えやスタンスのあり方を示した内容であることに注意が必要。なお、本書の要約内容については、ソーシャルリーディングサイト「ブクペ」において私が公開しているページがあるので、そちらをご参照頂きたい。 「僕は君たちに武器を配りたい」/この非情で残酷な日本社会を生き抜くために身に着けるゲリラ術とは 瀧本哲史 Sabosan8022 bukupe [ブクペ] 本書を読んで、私が特に印象を受けたのは、「コモディティ」という用語。本書によると、グローバル化が進み、スペックが明確に定義できる商品は、コモディティとして安く買い叩かれることについて言及されている。我々に最も身近なコモディティといえば、100円ショップであろう。私も地元の駅付近の100円ショップをよく利用しているが、品揃えの豊富さに驚かされる。例えば、男性化粧品・文房具・お菓子など必要なアイテムはたいていこちらで入手することができ、その恩恵を享受している。このように消費者にとって「コモディティ」を安く購入できるのはありがたいが、事業者にとってこのビジネスモデルは薄利多売でライバルも多く、利益をあげ続けていくのはなかなか大変だと思う。 ところで、「コモディティ」は商品だけに限らず、人材も同様である。うかうかしていると、時代の変化に合わせて人材の価値も陳腐化していくことになる。例えば、決められた仕事を決められた手順で行う人材は、派遣社員契約社員などの非正規社員でとって替わられつつあり、今や全労働者の3分の1にまで占めつつある。 非正社員はさらに増えるか 創論・時論アンケート  :日本経済新聞 従って、ビジネスパーソンが生き残っていくためには、コモディティ化を避けること、つまり、代替えのきかない存在になることが必要となる。なお、私も法務という職種にキャリアチェンジしてから気がついたのだが、企業法務という仕事は、専門的過ぎる(あえて言うとマニアックな)一面が少なからず存在しているため、契約社員派遣社員などによる置き換えは非常に難しいと思う。しかし、このようなご時世であり、将来何があるかわからないため、法律知識・英語・ITなどの継続学習が求められるのは間違いない。 【企業法務】新人企業法務担当者に贈りたい7つの言葉/私から新人君へのアドバイスです: 企業法務担当者のビジネスキャリア術 本書は、ビジネス書としてベストセラーを記録しているが、こうした「組織に安易に頼らずに、自分で考えて自分でリスクをとって行動しよう」というビジネス書が売れていること自体、将来の日本に危機感を抱いている若者が多いことの裏返しだと思う。こうした世の中をうまく世渡りしていくためにも、少しづつ自分にない新鮮な考え方を仕入れて、トライ&エラーを継続することが重要ではないだろうか。 『僕は君たちに武器を配りたい』の瀧本哲史さんに聞く(前編)、 「組織なんてあてにならない、自分の頭で考えて生き抜け」 | BPnetビズカレッジ | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉 「人気ブログランキング」参加中です!1クリックお願いします! にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 戦うサラリーマンへ
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