1.「ギターの神様」が来日
先日インターネットでイギリスのギタリストであるエリック・クラプトンが来年に来日するというニュースを目にした。
以前の記事において触れたとおり、私がクラプトンのコンサートに初めて参加したのは、2001年11月22日の大阪城ホールの公演。
早いもので、あれからもう12年の月日が経過した。しかし、あのコンサートの模様は今でも鮮明に覚えている。私にとって洋楽アーティストのコンサートは初めてだったので・・・。 当日のクラプトンは、愛想がよく、曲の合間に「ドーモ!」と連発していた。また、「LAYLA」をアコギバージョンとエレキバージョンの両方で行うなど、かなりレアなライブだった。
クラプトンは、来年69歳を迎えるという。普通ならば、楽隠居してのんびりと余生を楽しむ生活を送っている年代だが、世界ツアーを行うとは、さすが「ギターの神様」とまで称されたロックアーティストだけあってパワフルな事だ。ただし、ニュースによると、さすがに高齢のためか、今回のツアーが最後であろうとも報道されている。 そこで、発売日当日に今回のコンサートのチケットを入手しようと思ったが、あえなく失敗。なんせ大阪公演は1日しかなかったので・・。残念。
2.あの大ヒットアルバムがデラックス盤で再発
おそらくこの世界ツアーにあわせた宣伝をねらってのことだろう、1992年に発売されたクラプトンの「Unplugged」のデラックス盤がこの10月に発売されている。
1992年に発売された通常版には収録が見送られた曲(Circus、My Father's Eyes)などがいくつか追加されているが、この2曲は、1998年のアルバム「Pilgrim」にも収録されており、それほどのお徳感はない。ただし、これらは、不幸にも事故死した幼い息子と事故前日にサーカスに行った思い出や非嫡出子である自分と顔も知らない父親との関係を題材にしており、クラプトンを語る上で非常に重要な曲だ。
Eric Clapton - Circus Left Town (RARE)
そのようなわけで、最後の来日コンサートに行けないのは残念だけど、その代わりにクラプトンのアルバムでも聞き込むとしよう。
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- アーティスト:エリック・クラプトン
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- 発売日: 2013/10/23
- メディア: CD