企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【プライベート】漫画づくしのゴールデンウィークを過ごす/仕事や勉強ばかりでは息がつまるので、頭を少しリラックスさせました。

1.「まんが道」
ゴールデンウィークがあっという間に終わってしまった。我が家では、家族そろって地元のショッピングモールや実家に顔を出したりとしていたが、それとは別に、私は地元のレンタルショップでまんがを大量に借りてきて一気読みしていた。 そのうちの一つが藤子不二雄Aによる自伝的漫画である「まんが道」である。 

まんが道(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)

まんが道(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)

 

本作は、過去にNHKでドラマ化もされているので、ご存じの方も多いかもしれない。富山県出身の満賀満雄と才野茂がプロの漫画家を目指して自分たちの「まんが道」を少しづつ歩んでいくというストーリーである。実は、学生時代に本作を読んだことがあるのだが、懐かしく思ったので、改めて再読することにした。

本作では、小学校時代の出会いとコンビ結成、創作と出版社への投稿の繰り返し、恩師である手塚治虫との出会い、新聞社への就職、満を持しての上京、トキワ荘での仲間達との出会い、などがリアリティに描かれている。同世代の女性への憧れなども触れつつ、主人公は一心不乱に「自分だけの漫画」を描き続けることに没頭する。

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いわば、漫画版のスポ根ストーリーといえるが、こういった青雲の志を持った若者が一生懸命に努力する姿は、まぶしく感じる。 ひるがえって、「10代後半から20代前半にかけて何か1つの事に夢中になったことはあるか」とわが身を振り返ると答えに窮するのが悲しいところ。20歳当時の私は「司法関係の資格を取得して、その道で食べていけたらいいなあ」と安易に考えて、大学の法学部に入学した程度で、「まんが道」の主人公二人が有する熱い情熱にはとてもおよばないだろう。 しかし、その後に様々な試行錯誤や紆余曲折を経て、気が付けば現在は某企業において企業法務担当者として勤務している私である。もちろん、現状に満足することなく、「まんが道」の主人公達のように仕事力や人間性を向上させる努力を惜しんではならないとも考えている。 ちなみに、「まんが道」以外に借りたのは以下の全巻シリーズ。 

寄生獣 新装版 コミック 全10巻完結セット (KCデラックス アフタヌーン)

寄生獣 新装版 コミック 全10巻完結セット (KCデラックス アフタヌーン)

 
ぼくらの コミック 全11巻完結セット (IKKI COMIX)

ぼくらの コミック 全11巻完結セット (IKKI COMIX)

 

両作とも登場人物達の「死と生」が描かれており、なかなか考えさせられる漫画である。特に「寄生獣」は、20年以上前のカルト的漫画でご存知の方も多いはず。先日、実写映画化とアニメ化のニュースを目にしたことがあったので、いつか改めて読もうと考えていた。 
2.まとめ
最近の私は、読書といえば、仕事に関するビジネス書や専門書などの実用書がほとんどなのだが、こうした大型連休を利用して漫画の世界にどっぷり浸るのも悪くないもの。これも頭をリラックスさせることにつながると思うが、いかがだろうか。