企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【社会・経済】代々木ゼミナールがリストラを実施/私も受験生の頃は、いろいろお世話になりました

1.三大予備校の一角
先日、ニュースで大手予備校の代々木ゼミナールが業績不振のためリストラを実施することが報道された。今後にかけて、職員の削減、一部校舎の閉鎖、全国模擬試験の中止などを順次実施していくという。過去に代ゼミは、河合塾・駿台予備校と並んで、日本における大手三大予備校の一角と称されたものだが、まさかこのような事態になるとは私が受験生の頃は想像もつかなかったものである。

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最大の原因は、言うまでもなく少子高齢化の影響だろう。大学受験産業においていわゆるユーザは、10代後半の若年層であり、そのパイが減少していくと、当然ながら大きな影響を受けて売上は先すぼみとなる。さらに大学全入時代と言われるように、大学入試のハードルが昔に比べて下がっており、浪人生自体の数も減少しているならば、なおさらだ。

2.私の受験勉強法
ここで10代後半の大学受験当時を振り返ると、私は予備校には一切通わず、全て独学で受験勉強していた。しかし、独学派といえども、大手予備校が出版していた参考書や問題集はおおいに活用していた。なかでも、代ゼミが出版している以下の書籍などを購入したものである。 

出口の驚異の現代文読解法解法公式集

出口の驚異の現代文読解法解法公式集

 
出口の驚異の現代文マーク式読解法 (代々木ライブラリー)

出口の驚異の現代文マーク式読解法 (代々木ライブラリー)

 

これらはいずれも「良質の参考書」として紹介されており、受験生時代にお世話になった人も多いだろう。本記事を書くにあたり、先日、仕事帰りに本屋の大学受験参考書コーナーを訪れたが、これらの本が今だに健在でなにやらうれしかった。

3.代ゼミの模擬試験
私は、高校2年の頃から模擬試験を受けていたが、駿代や河合塾ではなく代ゼミ一本を利用していた。ただ、私は代ゼミ本校生ではないため、受験会場は、代ゼミの校舎ではなく、大阪南部の三国ヶ丘周辺の看護学校で、わざわざ通った記憶がある。そんなこんなで、私なりの独学スタイルで受験勉強を貫いたが、無事現役合格することができたので、参考書は全て処分してしまった。そのときは長年共に戦ってきた戦友と離れるかのような錯覚を覚えて何やらさみしかったのを記憶している。

4.まとめ
あれから数十年が経過したが、それなりに苦労して取得した「学歴」だが、これが役に立つのは、就職活動などのほんの一瞬で、実際の仕事に際しては、何の役に立たないものである。官僚や銀行などは学歴で出世速度が違うと聞くが、大半の民間企業に勤める者にとってはおおむねそのようなものではないだろうか。本屋の受験参考書コーナーで熱心に研究している学生を見かけると、そう教えてやりたい衝動にかられるが、これは恋愛・結婚・育児と同じく自分自身で体験しないと理解できないと思う。 kigyouhoumu.hatenadiary.com

ともかく、若い頃にお世話になった代ゼミのこのような姿を見ることになろうとは、なんとも複雑な心境である。今回のケースは少子高齢化が徐々に日本の産業に影響を及ぼし始めていることのあらわれであろう。