企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【企業法務】クライアントから国際電話で法律相談を受ける/これもグローバル化のなせる業?

とある平日の昼休みのエピソード。私が職場の自席でiPhoneをいじっていると、社外から私宛に外線電話がかかってきた。「お昼休みに何事?」と思いながら、電話に出ると私の社内クライアントである営業担当者のAさんからであった。しかし、なにやら電話の声が遠いし、電話の向こう側で複数の人物が外国語らしきものをしゃべっている。

私「はい、Sabosanです。おや、お久しぶりですね。外線電話とはめずらしい」
A「お疲れ様です。久しぶりですね。外線でなんですが、今年もよろしくお願いします。」
私「こちらこそ、今年もよろしくお願いします」
A「実はですね、私は今、中国に出張で来ておりまして、中国企業との契約書を締結するにあたり、教えて欲しいことがありまして」
私「えっ!!ということはこの電話は国際電話なんですか!?どおりでAさんの声が遠いと思いましたよ」
A「そうなんですよ。私も年明け最初のSabosanへの相談を国際電話で行うとは夢にも思いませんでした(笑)」
私「それはこちらも同じですよ(笑)。いずれにせよ、電話代がもったないので、早速用件をうかがいます。どういう内容ですか。」
A「ありがとうございます。実は・・・・・」 (中略) 私「・・・・というように対応すれば、よろしいと思いますよ」
A「なるほど、わかりました。それじゃあ、その方向で相手と交渉してみます」
私「Aさんが帰国したら、また詳しい経緯などを教えて下さい。それでは失礼します」

相談内容は、以前中国法の専門書を読んでいた箇所だったので、すんなりと回答できたが、わざわざ国際電話で法律相談を受けて、うまく回答できなかったら、少々格好悪い話。ちなみに、私は、企業法務担当者の基本姿勢として、クライアントと直接面談をモットーとしている点については、以前にもお知らせしたとおり。 

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とは言っても、遠隔地の事業所からの相談については、電話やメールで対応せざるを得ないが、さすがに外国に出張中のクライアントから国際電話で法律相談を受けたのは今回が初めてである。「これもグローバル化のなせるわざだなあ」と思う一方、外国の法律や商慣習等についてももう少し勉強する必要があると、しみじみ思ったお昼休みであった。