以前に本ブログで悪質商法について触れたことがあったが、先日いかにも怪しい商品勧誘に遭遇したので、読者の皆さんへの注意喚起を兼ねて簡単に触れておこうと思う。
ある休日に私が一人で地元駅の近辺を歩いていた時のこと。向こうからやってきた若い男性二人組から声をかけられた。いずれも同じTシャツを着て、何やら紐を通したダンボール箱を首からぶら下げている。
男「すみません、ちょっと良いですか?僕達は産地直送の果物を売っているんですけど、お安くするので、よろしければ買って頂けませんか?」
私「(少し考えて)うーん、すみませんが、今はいりませんねえ。」
男「そうですかー、また今度お願いします」
箱にはオレンジが入っていたようだが、なんとなく胡散臭く思ったのであっさりと断ると、その二人組は別の方角へと行ってしまった・・・・。念のため、すぐにスマホで「果物 駅前販売」で検索すると、やはり似たような経験をした人がたくさんいるようだ。これは、どうやら果物を安く仕入れて、歩合制の販売員に繁華街で直接売らせるという悪質商法の一種らしい。
記事によると、彼らは東京近辺を中心に出没しているようだが、関西でも活動しているのだろうか。しかし、肝心の果物は質は悪いだろうし、気温が高くなりつつあるこの時期に、どのような保存状態かわからないものを興味本位で買って、食あたりにでもなったらえらいことだ。この手の勧誘には、関わらないのが一番だと思う。