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【行楽】Sabosanの岡山漫遊記 その2(津山編)/郷愁と自然にあふれる街で歴史的な文化遺産に触れる

前回の続きを。

2日目は、岡山駅からJR津山線に乗車して津山駅に向かう。乗車したのは、二両編成のディーゼル車両で、田園や山間部を抜けて北上する。本当は、4月から6月にかけて運行していた「みまさかノスタルジー」に乗りたかったが、残念ながら運行は終了していた。

1.国内第二の扇型機関車庫

津山には1時間ほどで到着する。まず訪れたのは、この4月にリニューアルオープンした「津山まなびの鉄道館」(旧津山扇型機関車庫)だ。

こちらは、国内に現存する数少ない扇型機関車庫で、京都鉄道博物館に次ぐ規模。館内には、過去に活躍したSL機関車やディーゼル車両が静かに展示されている。その他にも、津山駅を模したNゲージの模型ジオラマ、これまでの鉄道の歩みと仕組みを紹介したい展示物も設けられており、電車好きには楽しめるスポットだ。  

2.森蘭丸の弟が築城した平山城

さて、家族が鉄道館を散策している間に、私は1人別行動をとって、津山駅の北側にある鶴山公園に向かう。ここには、初代津山藩主・森忠政が築いた津山城があるからだ。

森忠政は、織田信長に小姓として仕えた森蘭丸の弟でもあり、兄弟が全て早逝したため、最終的に森家の家督を継いでいる。鶴山公園には千本の桜が植えられており、毎年春になると城内を鮮やかに彩るという。津山城の石垣は、建築当時のままで、非常に重厚な印象を受ける。頂上から津山市内を一望できるが、石垣の端には紐の柵があるだけで少し怖い。しかし、ここからの見晴らしは最高だ。

こうして歴史の郷愁に触れた私は、津山駅で家族と合流し、再び津山線に乗車して岡山に戻ったのであった。そして、翌日には、岡山駅から出発する観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」に乗車したのだが、その模様は次回に。 

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