企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【転職】大企業出身者の「実力」について/会社の看板と個人の実力はまた別もの?

今回は久しぶりの転職ネタ。先日、久しぶりに会った友人Aさんから聞いた話がなかなかに興味深かったので、ここで紹介しておきたい。

彼は、某企業でハードウェア&ソフトウェアの開発職として勤務している。ある時期に関西の某大手企業をリストラされた人が何人か中途採用(マネジャーでなくプレイヤーとして)で応募してきたらしい。Aさんは面接の場に同席することも多く、応募者と30分ほど話をすれば、当人の実力と人柄がおおよそわかるのだという。しかし、Aさんが言うには、「大手企業出身者だからさぞかし優秀な人物だろうと思っていたが、会ってみると肩透かしをくらうことも多い」とか。

以下は、Aさんの発言を要約したもの。

・大企業出身者といっても、実際の開発作業は部下や外注先に丸投げすることが多く、何も所属者全員が実際に優れたスキルを有しているとは限らない。
・前職のポジションは、比較的経営が安定していた時代の年功序列の恩恵によることも多く、今回のようにリストラに遭遇すれば、本人の「真の実力」が転職市場で問われることになる。しかし、困ったことに「会社の看板」と「個人の実力」を混同している人も多く、なかなかに始末が悪い。
・本人自身は「大企業に勤務している」という立場に満足して、自らの能力開発を怠っている人が多い印象を受ける。
・そもそも優秀な人材ならば、会社が高い待遇で囲い込んで手放すわけがなく、そのような人材はなかなか転職市場には流れて来ない。
・個人的な意見として、「会社の看板」と「人材の実力」は決して比例するものではないと考えている。

私も転職経験者なので、Aさんの言葉を興味深く聞いたが、なるほど一理あるような気がする。結局のところ、会社の看板に「おんぶ」するのではなく、継続的に自己研鑽を続けて「自分の実力」を向上させることが大切だと思う。 

実力主義でキャリア・アップ―私の外資系企業転職記

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