私は、iPhoneで「瞬間日記」というアプリを使用している。文字通り日記をつけるためのアプリだが、2010年頃から使い始めてもうかれこれ7年ほどになる。
使い方としてはオーソドックスに夕方以降にその日の出来事やアイデア、改善点などを思いつく限り入力するというもの。例えば、平日の場合、入力するのはおおむね仕事帰りの帰宅途中の電車で、手持ち無沙汰の時間をつぶすのはうってつけだ。もし、これが紙の日記帳ならば、おそらく三日坊主で挫折していた事だろう。スマートフォンというお手軽かつ場所を選ばないデジタルデバイスだからこそ、日記をつける習慣が7年間も続いているのだろう。
私にとってマストアプリであるこの「瞬間日記」だが、最近は考えやアイデアが浮かんだ場合、場所や時間を選ばずただちに入力している。例えば、以前に触れたモーニングページだが、最近になって記入する媒体を手帳ではなく「瞬間日記」に切り替えた。
このアプリは一日に何回でも記入することができるので、思いついたメモや気づきなどを記録するのに向いている。しかし、記録するだけではライフログの効果は半減してしまう。すなわち、定期的に過去の記録やメモを確認することが大切。私の場合、週末・月末・年末など定期的なタイミングで過去に自分が書き残した記録を読み返して、改めて頭の中で反芻している。結果として、そこから新たなアイデアや気づきが生まれることも少なくない。
また、毎月月初めには先月分の日記データをまとめてEVERNOTEにメールすることにより定期的にバックアップをとっている。こうすれば、スマホに万が一の事があっても大丈夫だし、アプリで見るよりEVERNOTEが過去の日記を一括で読みやすいというメリットもある。最後になるが、7年間日記を継続していて、良かった点をあげると以下のとおり。
- 過去を振り返ることによって、問題点や気づきを得ることができる。
- 昔の思い出(旅行や家族との思い出など)を再確認できる。
- 過去の自分を客観視してこれまでの人生を俯瞰できる。
私の周囲でも「瞬間日記」のユーザはそれなりに多いが、「日記をつける」という習慣はスマートフォンとかなり相性が良い。興味を持たれた人にはぜひお勧めしたい。