企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【その他】「サンデー毎日」に連載中の柳沢きみお氏の漫画「大市民挽歌」がなかなか面白い/作者の独特の感性によるうんちく語り漫画

1.お得な雑誌読み放題サービス

以前に1ケ月400円の利用料金で180以上の雑誌が読み放題となるサービス「dマガジン」について紹介したと思う。

 

dマガジンは暇つぶしやネタの仕入れにはちょうど良いコンテンツで、自宅で時間のあるときにはiPadでパラパラとめくっている。そのうちの1誌である毎日新聞社の「サンデー毎日」ではなかなか面白い漫画が連載されており、欠かさずに毎週読んでいる。

 

サンデー毎日

 

それは、柳沢きみお氏の「下流老人の逆襲 大市民挽歌」という作品。同氏は、「特命係長 只野仁」シリーズの作者としても有名だが、私自身はあまり知らない漫画家さんなので、予備知識ゼロで読んでみた。ストーリーは現在68歳という作者が「75歳まで生きる」を目標として、自らを投影した主人公を通じて、自分なりの人生観、社会観を語っていくという一種の自己エッセイのような作品。例えば、作者がこだわる習慣や食べ物等の日常生活が描かれており、高齢者としての立場に基づく独特の人生観(=うんちく)が面白い。最新話では、主人公は友人宅の庭の草むしりを手伝ったところ、ギックリ腰になってしまった。本作は、いかにも現代日本の高齢化社会の一面を象徴しているような・・・。

2.超高齢化社会に突入する日本

話は変わるが、私の自宅の近所にはかなり広い運動公園があり、毎日出勤時には早朝から多くの高齢者が散歩をするために、そちらへ向かう姿をよく見かける。なんとも健康的な光景だ。一方、地元駅の近所に所在するクリニックの前では、診療開始待ちの高齢者が常に10人以上列を作って並んでいる。ちょうど、私が通り過ぎる頃がそのクリニックの開業時間と重なるためか、高齢者がぞろぞろと中に吸い込まれていく。両者の光景はなんとも対照的だが、年をとれば、「健康第一」ということに集約されるのだろう。これはこれで、高齢化社会を象徴する一つの光景と言えるかもしれない。

以前から日本の少子高齢化社会は指摘されており、今後、年金・医療・保険・介護など様々な分野で大きな影響が出てくるのは言うまでもない。

特に現在の年金制度の関係上、企業は高年齢者雇用安定法に基づき65歳まで雇用義務を負っているが、いずれ70歳、75歳と上昇する可能性は否定できない。すると、これからのビジネスパーソンは、それに合わせて70歳、75歳・・・と働き続けることが求められるわけだ。つまり、高齢化社会を生きるビジネスパーソンは、「太く短く」ではなく「細く長く」働き続けなければならない。そうなると、それに見合う健康やスキルを維持しなければならない。なかなか先が長い話で見当もつかないが、これからは「健康を維持する」「変化に順応する」「連続性のある複数のスキルを獲得する」「自分を磨き続ける」などがポイントになってくると思う。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
リンダ・グラットン アンドリュー・スコット 池村 千秋

東洋経済新報社 2016-10-21
売り上げランキング : 27

Amazonで詳しく見る by G-Tools