以前に何度か取り上げたとおり、私は自他ともに認めるGTDマニアであり、「いかにして日々のタスクを効率的に処理し、仕事やプライベートに関する生産性を高めていくか」という課題について、試行錯誤の日々を送っている。
先日、「はてなブックマーク」で以下のブログ記事が上位にランクインされており、タイトルに興味を抱いて一読した私は、「なるほど、このような見方もあるのか!」といたく感心した。
管理人であるjMatsuzaki氏の考えは以下のとおり。
・タスクを以下の5つに分類した上、それに適したITツールを使って整理し、処理する。
①イベント(決められた日時に実行するもの)→Googleカレンダー
②タスク(実行タイミングを自分で決めるもの)→Todoist
③アイデア(実行するかどうかは未確定のもの)→EVERNOTE
④プラン(中長期の期間内[1週間、1ケ月]のうちに達成したいもの)→Googleスプレッドシート
⑤イシュー(課題・問題に感じているが、それを解決するためのアクションが自明ではないもの)→Trello
GTDを追求する者として、私も同氏と似たようなことには取り組んでいたが、ここまで明確に定義分類していなかった。しかし、このように、明確なポイントをヒントとして示されると、おおいに参考になる。例えば、私の場合に置き換えてみると以下のとおり。
①イベント→Googleカレンダー&手帳
②タスク→Outlook&手帳(仕事)、Wunderlist&手帳(プライベート)
③アイデア→EVERNOTE、手帳、ノート
④プラン→手帳
⑤イシュー→Trello
私は、GTDにはシステム手帳の活用も重点を置いており、決してデジタルツール一点主義ではない。それでも、同氏の発想は非常に参考になった。例えば、タスクを整理分類する際に、「これは決定された予定だから、イベントとしてGoogleカレンダーに登録しておこう」「まだアイデア段階だから、WunderlistではなくEVERNOTEにメモしておくか」というように、自分なりの一定の基準を用いてタスクを分類するだけでも生産性は大きく向上すると思う。
もちろん、このやり方は絶対的ではない。むしろ継続的にトライ&エラーを繰り返して、自分に合った方法論を構築していくことが大切ではないだろうか。