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【旅行】琵琶湖一周自転車旅(ビワイチ)5日目(近江高島~堅田~坂本 編)/やったど~!ついにゴールイン!自転車で琵琶湖一周を達成!

前回の続き。ビワイチもついに最終日。

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

5日目の行程は、近江高島から堅田・坂本を経由してゴールの大津に向かうというもの。ここまで来ればあと少し。
 

1.湖北のマイナーな城 大溝城跡

ホテルをチェックアウトした後、向かったのはJR近江高島駅。その近くにある大溝城跡を散策。城跡といっても石垣の一部がわずかに残っているだけだ。

 
大溝城は、同じ滋賀県内にある彦根城や安土城ほど有名ではないが、戦国時代に織田信長の甥である織田信澄によって築城された。しばらくしてから廃城となり、その設備は甲賀郡の水口岡山城に移されたという。偶然だが、水口岡山城は昨年2月に訪れている。

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2.静かな湖北を南に走って

大溝城跡を後にして、湖面沿いにひたすら南に進む。1日目と2日目には琵琶湖からの向かい風に苦しめられたが、この日は比良山系からの追い風に助けられてスムーズに進む。そのまま途中にあった「近江の厳島」といわれる白髭神社で記念撮影。

 

 
さらにその南にある近江舞子では、ビワイチルートから外れて近くの湖岸で休憩。このスポットは海水浴場としても有名で夏になれば多くの人が訪れるのだろう。ただ、シーズンオフのこの時期は、辺り一帯は静かなもので、聞こえるのは波の音だけ・・・。ようやくここまで来たかと感無量。

 

 
比良の辺りから走行ルートが琵琶湖沿いから少し内陸に移り、JR湖西線に沿ったり、はみ出したりするようになる。西に目を向ければ堂々とした比良山系が横たわっており、これを横目に見ながらペダルをこぐ。

 

 
スタートから3時間ほどで、琵琶湖大橋を過ぎて堅田に到着。このあたりからマンションやビルの姿が目立つようになり、湖北のゆったりとした雰囲気は一変して都会っぽくなってくるから不思議。堅田では近江八景一つ 浮御堂(うきみどう)に立ち寄った。琵琶湖のほとりにぽつんと浮かんでいるお堂だ。このあたりに来るとゴールの浜大津までは目と鼻の先。

 

3.最後の御城印をゲット

この辺りになると、琵琶湖湾岸から離れてJR湖西線の高架下を進むだけ。風景的には味気ないがしょうがない(上級者向けルートは幹線道路で、危ないので通らなかった)。JR比叡山坂本駅では、付近の観光案内所で地域クーポン券を使って坂本城の御城印を購入。これで、今回の御城印集めはノルマ終了!

 
その後南へ少し離れた場所にある坂本城跡公園に立ち寄る。明智光秀の最後の居城になったいわくつきの城で、今は琵琶湖沿いの静かな公園という感じ。

 

4.ついにゴール!

あとはゴールの浜大津を目指すのみ。ゆっくりと、しかし確実にペダルをこいで前進し続ける。そして、1時間ほどで遂に大津港に到着。よく頑張った自分。最後に自転車を返却する前に5日間の相棒だったクロスバイクを記念撮影。今回のビワイチではパンクやチェーン外れなどのトラブルとは無縁でよく頑張ってくれた。ありがとう、そしてさらば・・・。

 
あとはJR大津駅まで歩いて、駅隣にある観光案内所で家族へのお土産を購入する。残っている地域クーポンをこれで全て使い切った。そのままJRで帰宅し、翌日一杯のんびり静養したのだった・・・。

 

5.4泊5日のビワイチを振り返って

このような感じで、転職前の有給休暇消化中の4泊5日の琵琶湖一周自転車旅(ビワイチ)は無事に終了した。これで琵琶湖一周200キロを自転車で走り切ったわけで、今回の自転車旅は私にとって忘れられない一生の思い出となった。振り返れば、最初の2日間は日差しが強かったが、それ以降は風も涼しく過ごしやすい日々で、天候も恵まれた自転車旅になった。
 
あと、湖北の奥琵琶湖周辺を訪れたのは今回が初めてだったが、風景がとても美しく、紅葉の季節のライドならば、さらに楽しめたかもしれない。御城印も数多くゲットできたし、滋賀県の風土と歴史を感じる自転車旅となった。もともと滋賀県フリークだった私だが、改めて滋賀の良さを再確認した感じ。
 
<1日目の行程>

<2日目の行程>

<3日目の行程>

<4日目の行程>

 

<5日目の行程>

 
私がビワイチを終えたのはGW直前だったが、最近のニュースでは、GWにビワイチに挑戦する人たちが紹介されていた。今年のGWは初めと終わり以外は天気も良かったので、まずまずのサイクリング日和だったのでは?
 
私の場合、通常のビワイチルートだけではなく、かなり寄り道をしてお城や博物館にも足を運んだので、4泊5日の長丁場となったが、純粋に琵琶湖沿いを走るならば、2泊3日(宿泊地は彦根&近江今津あたり)ぐらいが妥当か。もしくは琵琶湖大橋の南側や北側のみを走る短縮コースでも良いかも。いずれ日を改めて別の形で琵琶湖サイクリングに再びチャレンジしてみたい。
 
さて、次回はビワイチ番外編ということで、今回のビワイチで出会った「あるもの」について触れるつもり。