企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【その他】今年を振り返って

さて、2009年も本日で終わりである。明日からはいよいよ2010年が始まる。今こうして手元にある本年の手帳を確認してみると、以下のとおり、今年は様々な意味で節目となる年だったように思える。 ①前職と合わせて企業法務担当者としてのキャリアが5年を経過…

【手帳術】手帳によるビジネス・プライベートのタスク管理について

1.タスク管理ツール 本ブログにおいて過去にOutlookの有効活用などアプリケーションソフトによるタスク管理の重要性について触れてきたが、私は決してデジタル一辺倒主義ではなく、アナログ的手法を無視するわけではない。デジタルにはデジタルの、アナロ…

【プライベート】交通事故に基づく和解契約書の締結について その2

先日の記事に対して以下のとおり、hiroさんからコメントが寄せられた。どうもありがとうございます。 ずいぶん冷静に書いてらっしゃいますけど、大丈夫でしたか? 生身でクルマにはねられるなんて、想像するだけで恐ろしいんですけど・・・ 私は学生時代にバ…

【法律】政権交代の余波?「公開会社法」制定の動き

先日読んだ「ビジネス法務」に、気になる記事が掲載されていたため、ここで紹介しておきたい。 9月16日に成立した民主党・社民党・国民新党に基づく鳩山内閣のもとで、「公開会社法」の成立に関する動きがあるというのだ。同記事によると、「公開会社法」…

【プライベート】交通事故に基づく和解契約書の締結について

1.交通事故の被害者に いきなりの事で読者のみなさんも驚かれると思うが、先日仕事帰りに交通事故に遭ってしまった。とはいうものの、私自身は軽傷で済み、現在も通常の日常生活を送っているので、ご心配はご無用である。 どのような事故かというと、私が…

【契約審査】取引基本契約書の意外な相手先 その2

以前の記事で過去の転職活動において落とされた会社との取引基本契約書の契約審査を行ったことを記したが、その後の顛末について触れておきたい。相手方案に対してリスク管理として自社覚書を提示して、こちらも同時に締結することを要求したのだが、その後…

【ノウハウ・仕事術】手帳リフィルへのこだわり

先週の金曜日の仕事帰りにロフトに立ち寄って、以下のとおり来年から使用するシステム手帳のリフィルを購入した。 ①2010年度版日付入 バイブルサイズ ダヴィンチ イヤープランニング DR1027 ②2010年度版日付入 バイブルサイズ ダヴィンチ日付入システム手帳…

【その他】FF13の発売

本日のニュースで大きく報道されていたので、ご存知の方も多いだろうがPS3で「ファイナルファンタジー13」が発売された。動画が公開されているが、画面が非常に美しく、まるで映画のようだ。ゲームもここまで進化したのだなあ、とつくづく感じてしまう…

【書評】「国際取引契約実務マニュアル」日商岩井株式会社 法務・リスクマネジメント部(中央経済社)

ここのところ、自社標準契約書の英文売買契約書の作成に取り組んでいる。その作業で非常に役立っているのが本書である。 1.本書の構成 Ⅰ.本書記載の契約書の概要 Ⅱ.CHECKLIST, TERM SHEETの使い方 Ⅲ.CHECKLISTおよび各契約パターンの解説 Ⅳ.CHECKLIST …

【資格】弁護士ビジネスの行方

先日放映されたワールドビジネスサテライトで弁護士ビジネスの展望に関する特集が放映されていたが、ご覧になられた方もおられるかもしれない。その内容を要約すると、以下のとおりである。 ◆消費者金融会社を相手取る過払金請求訴訟もピークを過ぎて下り坂…

【IT】「Google日本語入力」ベータ版の公開について

IT

今月3日にGoogleより日本語入力ソフト「Google日本語入力」のベータ版が公開されている。その名前のとおり、本ソフトウェアはIMEやATOKなどでおなじみに日本語能力ソフトである(ちなみにオフラインでも使用できるようだ)。私の場合、職場や自宅の…

【ノウハウ・仕事術】FireFoxのススメ

世の中で一番多くのユーザーに使用されているインターネットブラウザといえば、ご存知のとおりマイクロソフト社のInternet Explorerである。かつて私もこちらを利用していた。しかし、1年ほど前からmozillaのFireFoxを愛用している。きっかけは、勝間和代氏…

【書評】「幻夜」東野圭吾(集英社)

何かの雑誌か何かで面白い本と紹介されていたので、以前から読みたいと思った本である。図書館で偶然見かけたので、早速借りて通勤時間を利用して読んでみた。これは確かに面白い。後半からはラストが気になって一気に読みきった。 本書は、立身出世のために…

【契約審査】英文秘密契約書の契約審査

1.海外企業との秘密保持契約書の審査 先日、海外某企業との英文の秘密保持契約書の契約審査を受任したため、ここ数日にわけて取り組んでいる。難易度はそれほど高くなく私レベルでもおおよその和訳文作成はできるのだが、大意はともかくスマートでこなれた…