企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

書評

【書評】「狭小邸宅」新庄耕(集英社)/過去にハウスメーカーの営業と接点があった自分には身につまされる小説

先日図書館で借りたのがこちらの小説。 狭小邸宅 (集英社文庫) 作者:新庄耕 集英社 Amazon 新卒で不動産販売会社(ブラック企業)に入社した主人公がパワハラなどの理不尽な仕打ちを受けながらも、必死にノルマをこなそうとする姿を描いたもの。主人公たちが…

【書評】Kindle Unlimitedに「ロードス島戦記」シリーズが登場!/国産ファンタジーの名作全巻を読めるチャンス

このブログでは何度か触れているロードス島戦記(著者:水野良)。 kigyouhoumu.hatenadiary.com kigyouhoumu.hatenadiary.com ロードス島戦記シリーズは、1980~1990年代に大ヒットした国産ファンタジー小説で、テーブルトークRPG・ゲーム・アニメなどの…

【書評】「自動車保険金は出ないのがフツー」加茂隆康(幻冬舎)/保険会社との交渉経験がある私もすこぶる共感

先日読んだのが、こちらの書籍。 自動車保険金は出ないのがフツー (幻冬舎新書) 作者:加茂 隆康 幻冬舎 Amazon 著者は交通事故案件を多く手掛ける弁護士で、損害保険会社との交渉や訴訟を多く経験。自らのエピソードを引用して、保険会社と交渉する際のポイ…

【書評】「いらない保険 生命保険会社が知られたくない本当の話」講談社/コロナ渦だからこそライフプランの見直しを

先日、図書館で借りた読んだのが以下の本。 いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」 (講談社+α新書) 作者:後田亨,永田宏 発売日: 2019/03/19 メディア: Kindle版 本書では、保険会社が販売する保険商品の裏側を描いている。簡単にポイント…

【書評】「ロードス島戦記 誓約の宝冠1」水野良(角川書店)/月刊コンプティークから始まったRPGリプレイ集がここまで大出世するとは・・・

先日、図書館で借りて読んだ小説がこちら。 ロードス島戦記 誓約の宝冠1 (角川スニーカー文庫) 作者:水野 良 発売日: 2019/09/01 メディア: Kindle版 以前にも触れた「ロードス島戦記」のシリーズ新作で、前作の約100年後を描いた作品。過去に登場したキャラ…

【書評】気がつくと「松下幸之助 成功の金言365」を10年間読み続けていた/自分なりに松下幸之助イズムを継承していきたい

今から10年前に書いた記事がこちら。 kigyouhoumu.hatenadiary.com 時がたつのは本当に早いもので、気がつくといつの間にか丸10年が経過していた。つまり、丸10年を費やして、「松下幸之助 成功の金言365」を10回読んだことになる。 本書は、ビジネ…

【書評】「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」越川慎司(ディスカヴァー・トゥエンティワン)/トップ5%社員の行動や考え方から学べること

ネットで評判の高さを知って、書店で購入したのがこちらのビジネス書。今回はその感想について少し。 AI分析でわかった トップ5%社員の習慣 作者:越川慎司 発売日: 2020/09/25 メディア: Kindle版 いわゆる会社組織における人材評価について、「2:6:2…

【書評】これぞKING of KUZU!こんな極悪主人公は見たことがない/Kindle Unlimitedで読んだ漫画「連ちゃんパパ」の感想

1.たまには漫画で気分転換 新型コロナ・ウイルスの巣ごもり影響でKindle Unlimitedのサービスを利用して1ケ月以上が経過した。私は、主にビジネス書や歴史関係の本を読んでいるが、気分転換に漫画も読んでいる。例えば、以下の漫画はなかなか面白かった。…

【書評】「ソード・ワールドRPGリプレイ集 スチャラカ編1~3」 (KADOKAWA)/ あの頃僕らは・・・Kindleストアのセールで久しぶりの「再会」

先日、 AmazonのKindleストアで、電子書籍のセールを開催しており、なにやら懐かしいタイトルを発見した。 forest.watch.impress.co.jp テーブルトークRPGとは、複数のプレイヤーがファンタジー世界の登場人物になりきって、ストーリーを楽しむボードゲーム…

【書評】「スマホの5分で人生は変わる」小山竜央(KADOKAWA)/スマホに使われるのではなくツールとして使いこなす

先日、図書館で借りてきたのが、こちらの一冊。実は、正直なところ、それほど期待していたわけではなかったが、読んでみるとヒントや気づきになる事が書かれており、意外と有意義だった。そこで、その感想を記しておこう。 スマホの5分で人生は変わる 作者:…

【書評】「終わった人」内館牧子(講談社)/仕事一筋のビジネスパーソンがたどり着いた終着点とは・・・?

先日、「終わった人」という映画をレンタルで鑑賞した。 映画『終わった人』予告編 2018年6月に公開された作品で、定年退職を迎えた元エリート銀行員の悲喜劇を描いている。仕事一筋であった主人公は63歳の定年退職を迎えて、手持ち無沙汰な時間を過ごすこ…

【書評】ゲームブック「ブラックオニキス・リビルド」鈴木直人(幻想迷宮書店)/伝説的ゲームブックが電子書籍になって奇跡の復活!

たまたまネットで国産ゲームブックにおける最高傑作と評価される「ドルアーガの塔」三部作(鈴木直人著 東京創元社刊)に関する記事を偶然見かけて、かつてのゲームブックファンである私も深く共感。 nlab.itmedia.co.jp 東京創元社版は、私も30年ほど前に夢…

【書評】創刊雑誌「昭和50年男」を読んで、1980年代にタイムスリップ!?/懐かしい思い出が満載

機動戦士ガンダム・コロコロコミック・高橋名人・ビックリマンチョコ・ミニ四駆・ドラクエ・ファミリコンピュータ・風雲たけし城・ラジカセ・北斗の拳・ウーパールーパー・なめ猫・・・というキーワードを聞いて、ピンとくる人は1980年代をよく知っている人…

【書評】「アルスラーン戦記16 天涯無限」田中芳樹(光文社)/人気ヒロイックファンタジーの完結編だが、すっきりしない結末にもやもやが残る

先日、図書館で「アルスラーン戦記」の12巻から16巻までを借りて、一気読みした。 暗黒神殿: アルスラーン戦記12 (光文社文庫) 作者: 田中芳樹 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/05/11 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 蛇王再臨: アルス…

【書評】かつて愛読した傑作ファンタジー小説「ドラゴンランス」が電子書籍で復刊/学生時代の膨大な読書量が企業法務の仕事にも役立っている!?

先日、ネットで知ったのだけれど、30年以上前に出版されたファンタジー小説 「ドラゴンランス」が最近になって電子書籍として復刊されたという。 www.asciibook.com 知らない人のために説明すると、原作はアメリカのファンタジー小説で、日本では1987年に富…

【書評】「絶対に読みたいゲームブック40選」(幻想迷宮書店)/子供の頃に夢中になったゲームブックの名作解説本

早いもので今年も1ケ月が過ぎようとしている。正月休みには、のんびりと過ごしつつも、GWの予定を考えたり、スマホ(NOVA3)のセットアップを行ったり、映画を鑑賞したり、本を読んだりとそれなりに忙しく過ごしていた。 kigyouhoumu.hatenadiary.com そ…

【書評】斎藤孝「大人のための読書の全技術」/読書によって自分自身をアップデートする

1.読書本の読書 先日、図書館で借りてきたのが、こちらの書籍。 大人のための読書の全技術 作者: 齋藤孝 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版 発売日: 2014/07/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る 本書の内容を要約すると以下のとおり…

【書評】「10年後、君に仕事はあるのか?」藤原和博(ダイヤモンド社)/ビジネスパーソンが10年後を生き残るために

タイトルに興味をもって図書館で借りたのが、こちらの本。 10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」 作者: 藤原和博 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2017/02/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 著者…

【書評】「超訳論語」「老子の教え あるがままに生きる」/テクニックに走るのではなく、人間力の向上を目指す

本ブログでは、以前に中国古典「菜根譚」を紹介したことがあったと思う。 本書には、人格を向上させるために日常より戒めるべき人生訓が項目ごとに紹介されている。私は本書を毎日2ページずつ読むことによって読了したが、改めて中国古典の良さを再認識した…

【書評】「シブサワ・コウ  0から1を創造する力」シブサワ・コウ(PHP研究所)/あのゲームプロデューサーがビジネス書を執筆!?

1.ゲーム会社社長の自伝 先日、図書館で見つけたのがこちらの本で、早速借りて一気読みした。 シブサワ・コウ 0から1を創造する力 作者: シブサワ・コウ 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2017/03/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含む…

【漫画】「グラゼニ」森高夕次・アダチケイジ(講談社)/プロ野球にまつわるカネを描いた異色作品

最近、TUTAYAでレンタルしている漫画がある。たまたま喫茶店で休憩した際に「週刊モーニング」を読んでこの作品を知ったのがきかっけだが、この4月からスカパー!でアニメ放送が始まっているようだ。 www.bs-sptv.com 主人公は、プロ野球チームの「神…

【書評】「中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚」/古人が残した現代にも通じる人生訓

私は、普段からビジネス書に目を通す方で、コンスタントに新刊を書店で購入したり、図書館で借りている。しかし、ある程度数をこなしてくると、これらは似たような内容であることに次第に気づいてくる。つまるところ、ビジネスパーソンにとって大切なポイン…

【書評】「未来の年表 ~人口減少日本でこれから起きること~」河合雅司(講談社)/少子高齢化と人口減少が進む日本が待ち受ける未来とは?

年末年始休みを利用して積ん読状態だった本を何冊か消化したが、そのうちの一冊がこちら。 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)河合 雅司 講談社 2017-06-14売り上げランキング : 6Amazonで詳しく見る by G-Tools 本書では、これ…

【書評】「名将名言録  一日一言」火坂雅志(角川学芸出版)/古の名将たちの叡智に触れる

以前にも紹介したとおり、私は、PSP Vitaで「信長の野望」をたまにプレイする関係上、戦国時代を舞台にした歴史小説をよく読んでいる。 そして、ここ最近最もよく読んでいるのが、故火坂雅志氏の作品。上杉景勝の名軍師と言われた直江兼続の生涯を描いた「天…

【書評】「戦略>戦術」の考え方を仕事に活かしてみる/「銀河英雄伝説」を再読して重要性を再確認

私が学生時代の頃、愛読していた小説に田中芳樹の「銀河英雄伝説」という作品がある。 人類の近未来を舞台にしたスペースオペラとして、異なる政治勢力の戦争や国家内部での権力闘争などを描いた群像劇で、未だに根強いファン層を持っている作品だ。アニメ化…

【書評】リンダ・グラットン「WORK SHIFT」(プレジデント社)/2025年の世界に備えるために働き方を<シフト>する

私にはAさんという10年来の友人がいる。このAさんは某企業でバリバリの営業マンとして活躍しており、私とは定期的に会って情報交換する仲だ。彼は、普段から多くのビジネス書を読んでおり、その影響もあって私もビジネス書を読むようになった。 そんな中、昨…

【書評】「ズッコケ熟年三人組」那須正幹(ポプラ社)/ズッコケ三人組シリーズの本当の最終作

以前に児童向け小説の「ズッコケ三人組」とその数十年後を描いた「ズッコケ中年三人組」のシリーズについて触れたことがあった。 前者シリーズではハチベエ達は小学6年生のままで、全く年をとらなかったが、後者シリーズは40歳という年齢からスタートし、ag…

【書評】井川意高「熔ける ~大王製紙前会長井川意高の懺悔録~」(双葉社)/社会的にも注目を浴びた背任事件の真相とは?

先日、図書館で借りたのがこちらの本。 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 作者: 井川意高 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2013/11/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (21件) を見る 2011年に大王製紙の創業家出身の会長が…

【書評】「最強の成功哲学書 世界史」神野正史(ダイヤモンド社)/「三国志」の名軍師 賈詡から学ぶ処世術とは

高校時代に世界史を学んだことについては以前にも触れたかと思う。私は、それをきっかけに歴史好きになったクチだ。 先日、たまたま本屋で世界史をネタにしたビジネス書を見つけたので、早速買って読んでみた。 最強の成功哲学書 世界史 作者: 神野正史 出版…

【書評】眉村卓「時空の旅人」(角川書店)/30年以上前に発表されたSF小説で、映画化・ゲーム化もされました

1.コーエーSLGの双璧 以前に、私がコーエーテクモのシミュレーションゲーム「三国志」にはまっていることを触れたかと思う。 コーエーテクモのシミュレーションゲームの「三国志」といえば、思い浮かぶのは、もう一つの代表作「信長の野望」だ。かくい…