2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧
先日の記事について、「コンプラ法務」さんよりコメントが寄せられていたので、早速拝見させて頂いた(どうもありがとうございました)。 1.証券会社における設立当初の法務部門 それによると、どうも金融機関の法務部門において勤務しているらしく、私も…
最近、TUTAYAのレンタル漫画を利用してこの本をよく借りている。 主人公は、広島の行政書士事務所に補助者(資格を持たないスタッフ)として勤める青年で、クライアントからの様々な依頼案件に法律知識を生かして全力で解決するというストーリーである。これ…
先月総務省より、日本の完全失業率が5.7%と過去最悪であることが公表されたのは記憶に新しいところだ。 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0902&f=politics_0902_004.shtml しかし、今日あるビジネス雑誌に目を通したところ、「企業内失業…
本ブログはビジネス系ブログなのだが、あまりにも内容が契約だの法律ばかりだと、堅苦しくてあまり面白みがないと考えている(妻からもときどきそう言われている…)。以前より家族のことなどプライベートについては、ある程度触れていたが、私のひととなりを…
1.契約交渉のテクニック 契約審査を行って、適切と判断する修正案を起案したとしても、相手方にいかにしてそれを受諾させるのが腕の見所であるとは、以前に述べたとおりである。ここで、そのために私が時折使用している契約交渉テクニックを紹介する。相手…
先日、得意先より「グリーン調達ガイドラインに関する覚書」の締結を要請された営業部門より本書の契約審査の依頼を受けた。グリーン調達ガイドラインとは、地球の環境保全のために環境の負荷とならない物質を製品に使用することを定めた企業の調達方針をい…
少々前のことになるが、先日家族で兵庫県加東市にある「東条湖おもちゃ王国」に2泊3日旅行に行ってきた。以前より妻の強い要望を受け、長らく計画中であったが、有給休暇を取得した上、ようやく実現することができたのだ。こちらの施設は結構年季が入って…
相手方から契約書を提示された場合、自社に不利な条項を変更するため、付属覚書を起案するとき、私はWordのコメント機能を使用して、「なぜこのような条項を起案したのか」を説明するようにしている。 このような方法は迂遠と思えるかもしれないが、合理的な…
私は法務担当である立場上、毎日契約書を審査しているのだが、当然これらは紙にプリントアウトしている。しかし、指でスムーズにめくれないときがある。このような場合、唾をつけてめくると親父くさくて非常に格好悪い。この場合、私はコクヨの「メクリン」…
本日は、英文契約書の相談のため、営業部門の方と渉外弁護士の事務所を訪問した。本書は、自社が海外企業から産業機器を継続的に購入するにあたり、その取引条件を規定したものである。英文契約書の審査を行う場合、自社では以下の順序とおり取り組んでいる…