転職活動で転職エージェントから求人情報を入手した際、求職者がまず行うことはその会社のHPをチェックすることだろう。
例えば、上場企業の場合、IRが充実しているため、HPから比較的充実した情報を多く入手しやすく、会社のイメージを把握するのに役立つ。もっとも、HPではその会社にとって都合が良い、いわゆる「きれいな情報」しか公開されていない。しかし、本人が人生をかけたシビアな転職活動において、一方に都合の良い偏った情報のみで決断を下すのはあまりにリスキー。求職者にとって判断材料は多いにこしたことはなく、可能ならばリアルで泥臭い情報も入手しておきたいところ。その場合に役立つのがいわゆるクチコミサイト。クチコミサイトは複数存在するが、情報の質と量が一番充実しているのはズバリこちら。
OpenWorkでは、(現役または退職した)社員によって、その会社の年収・退職理由・組織体制・ワークライフバランス・企業分析などの各種項目のクチコミが記載されており、なかなか参考になる。ただし、このようなクチコミサイトに記入する人は、応募会社の情報を入手したい人(=これから転職活動を行う人)が多く、自社に対して何らかの不満を抱いていることも多い。従って、本人のうっぷん晴らしを兼ねているためか(?)ネガティブなコメントも見受けられる。
といっても、ある程度参考になるのは事実なので(特に年収と退職理由)、そのあたりを考慮して活用すればよいと思う。
【旅行】4月に琵琶湖一周自転車旅(ビワイチ)を計画中/最終出社日後の有給休暇期間を活用
以前から触れている通り、転職活動が無事に終了して4月上旬から自社の有給休暇の消化に入る私。
ちょっとした長めの春休みとなり、どのようにして時間をつぶそうかと思案中。とりあえず、今考えているのは、
- 勉強
- 読書
- 映画鑑賞(NetflixやAmazonプライム)
- ゲーム
- 登山
などだが、気候的にはちょうどいい時期なので、以前から興味があったことにチャレンジしようかと考えている。それがこちら。
文字通り、滋賀県の琵琶湖をサイクリングで一周するというもの。以前から何度も触れているが、20代の頃は当時の仕事の都合で毎日のように滋賀県を訪れていた。
従って、滋賀県にはかなり愛着心を感じており、現在でもたびたび滋賀県を訪れている。しかし、自転車による琵琶湖一周はさすがに経験したことがなかったので、今回の長期休暇を利用して、チャレンジすることにした。この琵琶湖一周は、別名「ビワイチ」とも呼ばれ、サイクリストには有名らしい。
ビワイチではサイクリングを通じて滋賀県の生活・文化・歴史に触れることができ、滋賀県愛好家である私もおおいに楽しめそう。ロードバイクに乗るのは、2020年秋に愛媛県今治市で「瀬戸内しまなみ海道」を走って以来だ。
今回、ビワイチにチャレンジするにあたり、ざっと以下のようなプランをたてている。
- 大津周辺で自転車をレンタルして反時計回りに琵琶湖を一周する。ただし、米原から東に移動してビワイチルートからいったん外れて関ヶ原古戦場を観光してから元の一周ルートに戻る。
- 単純に琵琶湖湾岸を一周するのだけではなく、寄り道をして城(安土城・彦根城・長浜城)、寺院、美術館、博物館などの文化施設もめぐる。
- 一日の行動時間は8時~17時で、地元の(なるべく大浴場が併設されている)ビジネスホテルに宿泊する。
- 旅行期間は4泊~5泊ぐらいを予定(一般的には1泊2日が多いとか)。
- 予算は10万~15万ぐらい。
家族からは今回の転職活動が無事に終了したご褒美として、今回の一人旅については了承済みだ。というわけで、図書館でビワイチに関する本を借りてEVERNOTEに行程表をまとめているところ。せっかくの長期休暇なので、有意義な自転車旅を楽しみたい。
【転職】40代の転職活動体験記 その2(参考書籍編)/転職活動時に参考にした転職本
前回に続いて転職活動体験記の2回目。
転職エージェントに登録する一方、書店で様々な関連本を購入した。今回はそれらを紹介したい。

<1.履歴書・職務経歴書>
転職活動で一つ目のハードルは、書類選考(履歴書&職務経歴書)。特に、書類選考の合否は職務経歴書の完成度がカギを握るといっても過言ではない。正直な話、職務経歴書を読んだ会社が思わず「この人を面接に呼んで会ってみたい」というレベルに仕上げることが大切。そう考えて、以下の書籍を参考にしながら職務経歴書を作りこんだ。
本書の冒頭には、「仕事のスキルや実績と、転職スキルは別物」という刺さる言葉は、転職活動を終えた身としては全く同感。普段の仕事スキルとは別に転職活動のテクニック(転職スキル)というものは確かに存在すると思う。
<2.面接>
書類選考を突破しても、次に控えるのは面接。今回の転職活動でリアル面接とWEB面接の両方を経験したが、事前準備は絶対に必要。私の場合、本書を参考にしながら、自分なりの想定問答集を作成し、繰り返して練習していた。
<3.SPI>
実は、今回の転職活動で私が最も苦労したのがSPI。これはパソコンで受験する筆記試験のようなもので、①非言語能力(算数)・②言語能力(国語)・③性格診断を選択式で回答する。書類選考に合格した後に面接前に受験するケースが多い。③は一貫性のある回答を心掛ければいいが、①②については、問題集を購入して繰り返すしかない。ある大手メーカーの選考時の話だが、書類選考に合格してSPIを受験した。手ごたえはイマイチだったが、面接の準備をしていたところ、1週間後に不合格の連絡を受ける。おそらくSPIの出来が余程悪かったのだろう。とてもがっかりした記憶がある。とにかくSPIには嫌な思い出しかない・・・(泣)。
これらの書籍は、転職活動の期間中に繰り返して読むなど私にとって相棒に近い存在だった。転職活動を終えた現在となっては、もはや無用の長物だが、すぐに処分するのはさすがに忍び難い。というわけで、もう少し手元に置いておくつもり。
【登山】転職活動を終えて初めての登山/交野山(大阪府交野市)から北摂の絶景を楽しむ
前回の記事で述べたように転職活動が無事終了した私。
経験者ならばわかると思うが、転職活動中は気が張りつめてなかなかリラックスする時間が取れない。特に面接前になるとなおさらだ。ようやく内定を取得してのんびりしている現在、気分転換をかねて久しぶりに登山に出掛けることにした。今回の目的地は大阪府交野市にある交野山。
当日は、大阪からJR東西線に乗車して東に向かい、途中のJR津田駅で下車する。天気も良く、ポカポカ陽気で気持ちが良い一日。駅から田んぼなどが広がるのんびりした空間をのんびりと南東に向かって歩き、高速道路(第二京阪道路)の下をくぐる。
その南側にある小さな集落を抜けると、景色はうっそうとした渓谷に変化する。そのまま山道を登ると、白旗池に到着。ベンチで休憩していると水面を野鳥が泳いでいる光景が広がる。
しばらく休憩した後、南に歩いて急な坂道を一気に駆け上がると、交野山にあっさりと到着。てっぺんにある観音岩からは大阪平野の絶景が広がる。南西に目を向ければ、あべのハルカスがうっすらと見えるほど。当たり前の話だけれど、この瞬間こそ登山の醍醐味だろう。目の前の絶景を無心で眺めることが私にとって癒し(=生きがい)なのかもしれない。
しばらくこの絶景を楽しんでから、下山を開始する。帰りは元の道を通らずに南西に向かう。このあたりは、田んぼや畑が立ち並ぶ小さな里山という感じ。
緩やかな下り道を進みつつ、集落を抜けて津田駅の隣のJR河内磐船駅に到着。大阪方面に向かう帰りの電車に乗車したのだった。
【転職】40代の転職活動体験記 その1(転職エージェント編)/利用した人材紹介会社について
これまで伏せていたが、1月中旬から転職活動を行っていた私。一般的に法務担当者の求人は売り手市場だが、関東圏に比べて関西圏はそれほど求人数も多くなく、年齢的な問題もあって苦戦したが、なんとか無事に内定をゲットすることができた。転職活動に満足がいかない場合、転職せずに現職に踏みとどまるという選択肢もふまえてのこと。

前回の転職活動(まだスマホもなかった時代)から10年以上も経過し、転職のアプローチ(スマホアプリ、ZOOM)も大きく変わっていたため、その変化には戸惑うこともあったが、なんとか無事にゴールまでたどり着いたのでほっとしている。ということで、私が経験した今回の転職活動について、本ブログで不定期で紹介したい。
今回は転職活動で利用した転職エージェントについて。
前回の転職活動では、10社以上の転職エージェントを利用したが、今回はリクルートエージェント・doda(パーソルキャリア)・JACリクルートメントの3社のみに絞り込んだ。当時は、コロナ前で人材紹介会社を1社ずつ回って面談を行ったが、今回はZOOMや電話ミーティングで済んだのは助かった。
①リクルートエージェント
業界最大手だけあって取り扱っている求人数は最も多い。最初はエージェントとZOOMで面談を行い、こちらの状況を把握してもらった後、本格的に求人情報の提供が始まる。スマホアプリもあり、仕事中でも空き時間に求人情報をチェックできたのは便利。

②doda(パーソルキャリア)
求人件数はリクルートには劣るが、WEBサイトの画面の見やすさはこちらの方が上だと思う。またリクルートと違って、ID登録しなくても通常のWEB検索で求人情報をチェックできる(私は転職活動を行う以前から興味本位で自社の求人情報もチェックしていた)。一方で、面接前にはアドバイスなどをもらうなど細かいサービスは非常に助かった。ただし、スマホアプリが微妙に使いにくいのが難点。

老舗の外資系エージェントだが、メールや電話で完結せず、ZOOMミーティングの頻度が多いなど意外と泥臭い面あり。①②に比べると、WEBサイトは少し見にくいかもしれない。
転職活動を終えた立場から言うと、①や②のエージェントは絶対に利用した方がいい。あとは好みに応じて別の人材紹介会社をチョイスすればよいと思う。なお、①と②はいったん登録&面談すると、毎日のように求人情報がメールで送信される。従って、それらを整理整頓しながら書類応募するしかない。従って、私の場合、エクセルで会社ごとに求人概要・応募日・面接日などを整理整頓していた。
なお、エージェント担当者との面談を終えないと、本格的なサービスを受けることができないので、事前に履歴書や職務経歴書を作りこんでおく必要がある。私は昨年末に転職を決意したので、正月休みに自己分析や転職活動の戦略を考えた上、職務経歴書を作成していた。
とりあえず、今回はここまで。
【資格】NHK「ドキュメント72時間」にLECが登場/数十年前の自分の姿を見ているかのよう・・・・
NHKで毎週金曜日に放送されている「ドキュメント72時間」は、このブログでも何度か取り上げている。
3月3日に放送されたのは、資格受験予備校として名高いLEC東京リーガルマインドで、なんと梅田駅前本校の様子が紹介されていた。この場所は、よく知っている場所。
もうかれこれ20年以上も前の話だが、私は司法書士試験受験講座を受講するために、LEC梅田校に毎週日曜日に通学していた。ただ、この20年間でLEC梅田校は何度か移転しており(一時期はスカイビルにも移転していた)、私の通学当時はもう少し北の中津方面にあったはず。
番組では、司法書士・公務員・不動産鑑定士・社会保険労務士などの受験講座を受講する人々を描いていた。中でも印象的だったのが、LECの受付窓口で公務員試験に合格した女性のすぐ後ろで、現役公務員の男性が弁理士試験の講座申込をしていた場面。男性公務員はインタビュアーの質問に対して弁理士試験に挑戦する理由を詳しく説明しなかったが、現職である公務員になにかしらの不満があるからなのだろう。「資格は決して万能ではない」という一面を表しているようで、なんとも複雑な心境になってしまう。
私が驚いたのは、番組内で司法書士試験の受験生が数多く登場してること(4人ぐらい?)。インタビューでは、当人たちは試験に合格すればバラ色の人生が待っているかのようなイメージを持っている印象で、まるでかつての私のよう。私は20代の頃に受験試験をしながら、司法書士事務所で働いた経験があるので、よく知ってるが、司法書士事務所は零細企業と同じで、給料や保険などの待遇面は一般企業に比べると、それほど優れているわけではない(偶然だが、番組内でも大学卒業後、ブラック法律事務所に就職し、そこから職を転々とした無職女性のインタビューが紹介されていた)。彼らは、このような<リアル>をきちんと理解して受験勉強をしているのだろうか?他人事ながら心配してしまう。
昔はともかく今はインターネットで調べれば、その職業の実態(良い面や悪い面)を垣間見ることができるが、おそらく受講生を一人でも多く獲得したい予備校はこういった事まで積極的に知らせていないだろう。
【Lifehack】人間ドックを受ける際に用意しておきたいアイテム/それは文庫本サイズの小説
先日有給休暇を取得して、市内の総合病院で人間ドックを受診した。
人間ドックを受け始めてからそれなりの年数が経過しているが、何度やっても慣れないのがバリウム検査。白いバリウムを飲んだ後、検査台の上で体の向きを上下左右に回転させて、食道から胃を流れるバリウムをX線で撮影し、異常がないかを確認してもらうというアレ。この検査台の上でずっとうつぶせのままではなく、指示に従って、あおむけや横になったりする必要があり、なかなか忙しい。
しかも、このバリウム検査で一番つらいのが、バリウムを飲んだ後にゲップを我慢しなければならない事。ただでさえお腹が張ってしまうバリウムを飲んだ状態で体を回転されると、ついついゲップをしたくなるが、なんとか我慢するしかない。ともあれ、バリウム検査を含む今年の人間ドックは無事に終了し、検査結果の郵送待ちの状態だ。人間ドック終了後の医師の所見では、「問題なし」だったので、おそらく大丈夫だろう。
話は変わって、私が毎年人間ドックを受けるにあたり、忘れずに携行しているアイテムが一つある。それは、文庫本サイズの小説。人間ドックを受けた人ならば、わかってもらえると思うが、人間ドックは検査着に着替えて病院内をあちらこちらに移動する。当日は、私以外にも受診している人が複数いるため、検査の合間で少し待ち時間が発生してしまう。手ぶらだと何もすることがなくて退屈してしまう。そのため、私は図書館で借りた文庫本の小説を1冊持参している。そうすれば、空き時間に本を読んで時間をつぶすことができる。別にスマホでも何でもいいが、私としては小説派だ。
ちなみに、今年読んだのは、以下の推理小説。というわけで、今まで手ぶらで人間ドックを受けている人は、一度試してみてほしい。
【Lifehack】これは便利!「結ばない靴ひも」を買う/登山靴には使いやすいベストアイテム
昨年3月に登山用のアイテムを紹介したことがあったと思う。
その一つに登山靴がある。ハイカーにとって当たり前すぎる常識だが、登山靴のスペック次第で登山の難易度は大きく影響を受ける。特に、高い山に登るときはなおさら。そんな重要アイテムである登山靴だが、靴ひもがほどけやすいのが唯一の欠点だった。実際、登山の最中で、靴ひもがよくほどけてストレスになっていた(まあ、私の結び方がヘタクソなせいかもしれないが・・・)
しかし、これを解決するアイテムを発見した。それがこちら。
靴ひも自体はゴム製で伸縮性があり、結び目に相当する場所にボタン式の留め具が備わっている。靴をはいてからボタンを押しながら留め具を手前に引いて離す。本当にこれだけ。この留め具が靴ひもをガッチリとホールドしているため、これまでのように靴ひもがほどけるのを気にする必要はない。
先日、この靴ひもに変えてから初めて登山したが、特に不便さはなかった。このアイテムは別に登山靴だけをターゲットにしているわけではなく、紐靴全般に対応している。そこで、別の靴にもこのアイテムを装着した。値段も高くないので、なかなかオススメだ。