企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証プライム上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【手帳】代表者失踪で逆算手帳がいつの間にか発売終了/サイト「名言コツコツ」もアクセス不可能に

1.毎日更新される驚異のサイト

2015年11月に本ブログで「名言コツコツ」というサイトを紹介したことがあった。逆算手帳の開発者であるコボリジュンコ氏が管理人を務めており、一日に一つの名言を紹介するというサイトだ。
こちらのサイトは、驚くべきことに正月休みや盆休みを問わず、毎日更新されている。名言オタクである私は、毎朝欠かすことなくチェックしており、気に入った名言はスマホのメモアプリ(NoteBook)に記録していた。

 
しかし、6月中旬になってサイトにアクセスしてもサーバーエラーが表示された状態。何かがおかしい。

不思議に思って調べると、同氏のTwiterも同じタイミングで更新がストップしている。何が起こったのだろう?
 

2.代表者失踪で発売終了

「おかしいなあ」と思って調べてみると、なんと2020年秋からサイト管理人であるコボリジュンコ氏が失踪し、関係者が連絡できない状況が続いているのだという。同氏は会社を起ち上げて逆算手帳のプロデュースを行っており、手帳業界では知名度がある人。私も手帳オタクの一人として、逆算手帳の存在は知ってはいるが、別の手帳(NOLTY リスティ1)を使用中。
そのようなわけで、2020年9月に逆算手帳2021の発売中止が決定され、以降は発売されていないらしい。それについては全くの初耳。詳しい事情は関係者が以下に記しているとおり。
 
どうやら会社の代表者であるコボリジュンコ氏が失踪し、音信不通となったため、同氏の許可を得ることができないからだという。このまま許可がないまま、逆算手帳を発行した場合、商標権や著作権の侵害になる可能性があるとの事。

 
企業法務担当者として個人的に興味が湧いたので、特許庁の知財情報データベース「J-PlatPat」で検索してみる。確かにGYAKUSAN株式会社が<逆算手帳>の商標権を登録している。ということは代表者が失踪し、その後継者などもおらず、会社として機能停止状態に陥っているということか・・・。

 
冒頭に述べたサイト「名言コツコツ」は、6月半ばまで見ることができていたので、音信不通になったのが2020年秋としたら、1年半以上にわたって、本人ではなく、GYAKUSAN株式会社のスタッフが更新していたのだろうか。なんともよくわからない。

 

私は、このブログを2009年6月から始めてもう13年になる。更新頻度は1週間に1~2回を心がけており、それだけでも結構大変な手間暇がかかっている。一方、「名言コツコツ」は、正月や盆休みを問わず、毎日更新されており、同じ管理人として感心していたが、なんとも残念な結果に終わってしまった。

【その他】夏のボーナスで何を買おうか思案中/物価高が続いている中、無駄使いはできません

6月も下旬に入り、蒸し暑い日々が続いている。いよいよ夏が到来というわけで、夏のボーナスが支給される時期が徐々に近付いてきた。
 
社内の情報通の人物に聞いたところ、自社の好調な業績(増収増益)を受けて、どうやら今年の夏のボーナスは期待できるらしい。それはそれで非常にありがたい話。自社の場合、年収に占めるボーナスの割合が大きいので年収はこれで大きく変動してしまう。
 
この時期になるといつも行っていることは、ボーナスのおおよその使い道をEVERNOTEにメモして、ある程度時間をかけて練り直すこと。例えば、
  • 車検費用 ●●円
  • 貯金 ●●円
  • 投資 ●●円
  • 緊急費 ●●円
  • 臨時小遣い(私・妻) ●●円
  • etc・・・
という感じ。このあたりは、妻と相談しながら、ざっくりとした感じで決めておく。そして、実際にボーナスが支給されてから微調整を加えて、用途を完全に確定する。この習慣はもう15年以上継続しており、私のEVERNOTEのノートには、歴代のメモも残されている。

ただ、ニュースで報道されているように、最近は物価高の傾向が強いし、それに備える必要があり、無駄使いは厳禁。不用意の出費にそなえて、緊急費という名目でストックしておくつもり。
 
ただ、節約ばかりだと、それはそれで息苦しい。ご褒美として自分用に何か買いたいけど、スマホもパソコンもまだ使えるし、何にしようか・・・。

【プライベート】学生時代にSNKの格闘ゲームにハマった思い出/我が青春時代はゲーム三昧!?

前回は、スシローの本社がある大阪府吹田市の江坂について触れたと思う。江坂と言えば、ある理由で学生時代によく訪れていた場所で、いろいろ思い入れがある街。今回はその思い出話をしたい。
私が学生の頃である1990年代に大ヒットしたものは、「ストリートファイターⅡ」を代表とする対戦型格闘ゲーム。まさしくゲーム史に残る大きな出来事で、当時の私もかなりハマって、格闘ゲームをプレイするために、よくゲームセンターに入り浸っていた。ストⅡを制作したのは、在阪メーカーのカプコンで、現在でも「バイオハザード」「モンスターハンター」「逆転裁判」などのヒット作を連発している。今や業界の一角を担う大手ゲームメーカーで、2022年3月の決算では、売上高が1000億円を突破するなど業績は絶好調。
 
そして、当時カプコンと並ぶ格闘ゲームメーカーの双璧と言われたのがSNK。カプコンと同じ在阪ゲームメーカーとして、1990年代には「餓狼伝説」「龍虎の拳」「サムライスピリッツ」「キング・オブ・ファイターズ」などの多くの名作格闘ゲームを世に送り出した。これらのシリーズは特にキャラクター人気が強く、同人誌のネタにされたり、アニメ化されたりした。

当時、SNKの本社は、江坂駅付近にあり、同社が経営するゲームセンター「ネオジオランド」も複数店舗あって、よく訪れていた。ちなみに、江坂にはミスタードーナツのフランチャイザーであるダスキンの本社もあり、私はゲームセンターとミスドをよく往復していたもの。

 
全盛期のSNKは、ソフトだけではなく、ネオジオなどの家庭用ハードウェアもいくつか発売したが、後期のいくつかは失敗に終わっている。それがつまずきのきっかけとなり、SNKは経営不振に陥った挙句、2001年に倒産してしまう。その後、SNKの権利を承継した第2会社が設立され、当時のゲームを現在も発売している。私も当時の熱気を懐かしく思い出しながら、そのいくつかをプレイしている(ちなみに、餓狼伝説での持ちキャラはテリー・ボガードやキム・カッファン)。

2.何それ?的な超マニアックな雑誌を購読

ついでに、格闘ゲーム好きならば、知っているかもしれないマニアックな雑誌を紹介したい。それは、アーケードゲームに関する攻略法を紹介する「GAMEST(ゲーメスト)」というゲーム雑誌。特に格闘ゲームには相当力を入れた内容で、当時の私は、毎号購入しており、中身を入念にチェックしていた。
 
以前に妻にこのエピソードを話したところ、「え、何それ?知らない。マニアックねえ~」とやや引かれてしまったが、私にとって青春のバイブル(?)の一冊。

3.あの名作シリーズのコレクションが発売予定

実は今週6月24日にカプコンから過去の格闘ゲームのシリーズを収録したベスト盤的なゲームコレクションが発売される。その中には、これまた名作と言われるヴァンパイアシリーズが収録。私はこのシリーズもかなり好きで、遊びこんだ記憶がある。青春の思い出を振り返るべく(?)、早速購入するつもり。(ちなみに、持ちキャラはデミトリとサスカッチ)
 
当時の格闘ゲームにはまっていた私は、大学の近くにあったゲームセンターにも入り浸っており、授業をすっぽかしたことも一度や二度ではない。ある意味、格闘ゲームは青春の一コマともいえるが、今思えば、ほどほどにしておけばよかったと少し反省・・。

【企業法務】スシローに景品表示法違反(おとり広告)で措置命令/今後予想される法務部門の動きとは!?

1.回転寿司の運営会社に措置命令

先日、ニュースで大きく報道されたからご存じの方も多いはず。回転寿司大手の株式会社あきんどスシローに対して、消費者庁から景品表示法違反に基づく排除措置命令が下された。
 
テレビCMで宣伝した商品が実際に店舗で提供されていなかったため、「おとり広告」と認定されたようだ。具体的には、当初ウニやカニの商品の広告を流していたが、早期に商品が売り切れてしまい、実際に提供されていない状態のままCMが流されていたとか。
 
※下のCMはあくまで参考用として引用。
 
スシローは、我が家でも何度か利用したことがあるが、本社が大阪府吹田市の江坂にあるとは知らなかった。ちなみに、株式会社あきんどスシローの持株会社は、東証プライム上場企業の株式会社FOOD & LIFE COMPANIES。江坂といえば、かつて格闘ゲームで有名な旧SNKの本社や東急ハンズなどがあり、学生時代には私もよく訪れたことがあり、かなり懐かしい。

 
日経ネットで株式会社FOOD & LIFE COMPANIESの決算情報を確認すると、2021年9月期の業績は、売上高2408億、営業利益229億を計上するなど好調な数字。投資対象としては、悪くないと思う。
 

2.法務担当者も募集中

ちなみに、今回の不祥事以前から、DODAでは同社の法務担当者の求人が掲載されている。その目的は、今後の海外展開を見据えたもので、職務内容は契約書・コンプラ・知財などかなり幅広い。様々な経験を積むことができそう。法務部門の組織構成は、4~5名となかなかの規模。
  • 契約書の作成、審査
  • 取締役会の運営事務局
  • 株主総会の運営事務局その他持株会事務局等の株式実務に関わる業務
  • 知的財産権(特許・商標・その他ブランド維持管理)に関する業務
  • 社内規定管理
  • 適時開示や有価証券報告書作成等の開示業務
  • コンプライアンス(教育研修、プライバシー関連、景品表示法関連)
  • M&Aや合弁、事業提携等のサポート業務
  • 海外子会社を含む子会社管理業務
  • 各種法律相談対応
  • 紛争係争対応

 

doda.jp

 
自社のIRで告知しているように、今回の不祥事の原因は、現場で在庫切れが生じているにもかかわわらず、そのまま広告が流されていたことにある。いわば広告だけが独り歩きで、在庫状況とリンクしていなかった様子。今回の問題を受けて、社内の関係部門が協力して、再発防止の仕組みを整備していくのだろう。法務部門も再発防止策の立案(マニュアル・教育研修など)で関与すると思われる。

以前にも取り上げた吉本興業と同じように、今回の不祥事は、法務的な要素が多分に占めているので、法務部門の腕の見せ所。私も過去に「自社に問題発生➝対応策検討➝仕組みの実行」という仕事を何度か経験しており、その苦労はよくわかる。
 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

ただ、個人的には、スシローには何度かお世話になっているし、関西企業として親近感を感じているので、今後の動向を興味深く見守っていきたい。

【その他】サービス残業で労働基準監督署から是正指導を受けた会社の話/これぞリアル版「ロスジェネの逆襲」か!?

1.社員に企業内テロ(?)を起こされた会社

少し前に某上場企業(A社)に勤務する友人B氏と久しぶりに会ってお酒を飲む機会があった。その際、以下のような面白い話を聞いたので、ここで紹介したい。
  • A社では長年サービス残業が慢性化していた。従業員の労働時間の記録管理などはされておらず、労基法的には問題がある状況。これについて、労働組合も見て見ぬふりの弱腰対応。
  • その結果、従業員はどれだけ遅くまで働いても残業代は出ない一方、マネジャーや役員クラスは高給をもらっていた。
  • B氏はこの不公平さが次第に我慢できなくなり、労働基準監督署に申告することを決意。図書館で労働法関連の書籍を借りて猛勉強し、半年ほどかけて証拠書類(A社の就業規則・給料明細・労働時間記録・臨検を求める上申書・名刺)を準備して、本店を管轄する労働基準監督署を訪れてA社への臨検を要請した。労働基準監督署はB氏の持参した証拠書類から労働法違反を認定し、近日中に臨検に訪れることを確約。
  • 最初の申告日から数ケ月後に労働基準監督署の監督官が不意打ちでA社を訪れて、A社は大騒ぎ。結局、紆余曲折を経て、B氏の目論見通り、A社は労働基準監督署から行政指導を受けて労働時間の適正管理を行うことになった。
  • 退職社員ではなく、現職社員からの申告ということで、労働基準監督署から指導があったのであろう、A社の全従業員に対して過去6ケ月分の残業代が一斉に支払われた。B氏本人も約80万円を受け取ったとか。
  • この事件をきっかけにA社はこれまで方針を180度転換し、全社員の労働時間管理を徹底し、1分単位で残業代を支払うことになった。
  • その結果、A社で慢性化していた長時間労働&サービス残業が改善されて、社員の生産性が向上したという。めでたし、めでたし(?)。
 
B氏が言うには、「今思い出すと、自分がやったことは一種の企業内テロになるのかな?まあ、国家権力が動くように働きかけて、労働法違反の会社の体制を変えさせたのは、リアル半沢直樹みたいでなかなか痛快だったよ(笑)」との事。A社が労働基準監督署から奇襲されて社内が大混乱している際にも「しめしめ、計画通り。」と、内心ほくそんでいたB氏は、涼しい顔をして他人事のようにふるまっていたというから、なかなかの食わせ者ぶり。

B氏は、今回の発端が労働基準監督署への申告であることを社内の誰一人にも言わず、その後も普通に勤務しており、なかなかの神経の図太さと真田昌幸並みの策士ぶりを発揮している。B氏によれば、「労働者にしてみれば、下手に副業するよりも、単価が大きいサービス残業代を確実に回収した方が手取りを確実に増やすことができる」との事。

 

今回の措置によりA社が(好むと好まざるとをせよ、ある意味では)「働き方改革」を成し遂げたのは、ひとえにB氏の熱意と行動力の賜物(?)だが、その恩恵を受けている他の社員は全く気づいていない。ちなみに、B氏はその後マネジャーに昇格しているため、現在は残業代はもらっていないらしい。

 

2.氷河期世代の逆襲!?

このようなサービス残業という問題は、別にA社に限らず、日本中の大半の会社でいくらでも転がっている話だろう。この場合、労働者側の選択肢としては、

  1. 我慢する(=泣き寝入りする)
  2. 我慢せずに労働基準監督署に申告する(=実力行使する)

の二つしかない。ただ、労働基準監督署という役所はあくまで受け身に過ぎず、労働者からの申告を受け、一定の証拠を確認しなければ、積極的に動こうとしない。従って、申告する当事者としては、役所が動くようにしむけるための下準備がいろいろ必要になってくる。ここがポイント。

  

結局、B氏の行動がなければ、A社は今でもサービス残業を継続していただろう。労働者を保護するべき労働組合も会社側の御用組合と化しており、まともに機能していなかった様子で、今回の労働基準監督署の指導を受けて、幹部連中はあわてて労働時間管理の必要性を声高に言い始めたというから失笑ものだ。

まあ、この不景気の中、会社側も残業代を無制限に支払っていたら、人件費の圧迫で企業経営が立ち行かないのは十分理解できる。しかし、だからといって、物価高や税金アップがジワジワと押し寄せる中で暮らしている労働者としては、残業代ゼロも決して受け入れられない。ただ、現在は、働き方改革法の一環で、一部の高年収の職種に限り、ホワイトカラーエグゼンプション(残業代ゼロ制度)がルール化されており、将来的にはその対象が拡大される可能性は大いにある。

 

私と同年代のB氏は、一見すると非常にまじめなサラリーマン風だが、本人に言わせると「俺は『図太く、腹黒く生きる』がモットー。俺たち氷河期世代が今の厳しい時代を生きていくためにはこれぐらいのしたたかな行動力が必要。そもそも俺は今まで税金をきちんと払っているのだから国家権力を合法的に有効活用して何が悪い。氷河期世代をなめるなよ!」と一喝。

 

 

・・・誠にごもっとも。是非私もあやかりたいものだ。

 

【その他】ユニクロで夏用スーツを購入する/名前どおり感動モノ!?軽くて、伸び縮みしやすいアイテム

6月になると、朝は涼しいが、昼前から気温が高い日が目立ち始めてきた。今年もまた暑い夏がやってくるのか・・・とやや憂鬱な気分になってしまう。そして、この時期になると、汗拭きシートを大量に購入するのは毎度おなじみの光景。
そして、6月からクールビズが本格的に始まったので、仕事着も長袖シャツ+スラックスに切り替えた。ただし、仕事の関係で裁判所や交流会に行く機会があり、上着が必要な時もある。そこで、夏用の薄手のスーツを買おうと検討。妻に相談したところ、次のアイテムを勧めてくれたので、早速購入してみた。
 
上下別売りだが、色を合わせればスーツとしても十分使える。肌触りもよく、軽いし、伸縮性も良い。全体的に細身で、オンで使用しても全く支障ない。とりあえず、夏場で上着が必要な場合では、このコーディネイトにするつもり。
 
ただ、難点を一つ言うと、ジャケットの左側だけではなく、右側にも内ポケットがあれば良かったと思う。私の場合、右側にスマホを、左側に名刺入れをしまっているので・・・。

もともと所有している私服はユニクロが大半だけど、いつの間にかフォーマルのラインナップも充実していることに改めて驚く。「感動ジャケット」「感動パンツ」というベタなネーミングはやや微妙だが、コストパフォーマンス(上下で合計1万円)は抜群に良いのは間違いない。

 

【ドラマ】海外ドラマ「SHERLOCK」を一気鑑賞/原作の設定を現代風に大胆にアレンジした秀作

私は、海外推理小説(エラリー・クイーン、アガサ・クリスティ、ヴァン・ダインなど)が好きで、昔からよく読んでいる。
先日、図書館で借りて読んだのがシャーロック・ホームズのオマージュ的小説。

 

コナン・ドイルのシャーロック・ホームズは、ミステリーファンにとって一種の「聖典」であり、そのオマージュ本は国内や海外を問わず、今でも数多く発売されている。私も何冊か読んだことがあるため、「本作もその一つだろう」と思って、読み進めていたが、なんとなく違和感をおぼえた。

  • 語り手である「私」が、ワトソンであることは変わりないが、「ホームズ」ではなく「シャーロック」、「ワトソン」ではなく「ジョン」と呼ばれている。
  • 登場人物がスマートフォンを使用してGoogleマップをチェックしたり、ワトソンがブログを書いている。
「あれ、この設定はおかしくないか?」と違和感を抱きながらも、ストーリー自体は面白かったので、最後まで読了。そして、最後の著者あとがきを読んで、ようやく納得。この小説はドイルの原作だけではなく、2010年~2017年にイギリスBBCで放映された海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」の世界観にも似せているらしい。確かにこの本の表紙に映し出されている二人のシルエットはBBC版ドラマの姿そのもの(きちんと許可を取っているとか)。
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それをきっかけに海外ドラマ「SHERLOCK」に興味が湧いたので、Netflixで一気に鑑賞した(ちょうど視聴期間が5月末日で満了するところをギリギリ間に合った)。このドラマでは、原作の登場人物の名前や人間関係を生かしつつ、現代風に大胆なアレンジが施されているのが特徴。

  • シャーロックが人物や証拠を主観視点で見る場合、そのデータが画面に映し出されるというサイバーチックな脚色あり。
  • 現在のロンドンが舞台なので、パソコンやスマートフォン(Blackberry、iPhone)が登場する。
  • シャーロックは、確かに頭脳明晰だが、対人関係を構築するのが非常に苦手で、一部から変人扱いされている。
  • 「ピンク色の研究」「バスカヴィル家の犬(ハウンド)」という各話タイトルがついているように、聖典へのオマージュが多数ちりばめられている。また、原作と同じくシャーロックがモリアーティとの直接対決で墜落死を装った場面もあり。

これぞ現代版シャーロック・ホームズといえばいいだろうか。シーズン1の第1話でジョンがシャーロックと会った際に戦争帰りと指摘される場面は、オリジナル版を知っているならば、思わずニヤリと来るはず。またオリジナルと違って、シャーロックの兄マイクロフトの出番が多く、シャーロックとの絡みがやたら多い。

ドラマはシーズン4で完結しているが、個人的には蛇足気味な印象を受けた。シーズン1~3で完結していれば、スッキリして良かったのに・・・。

 
ホームズ物は、様々なオマージュ作品(映画・小説)が発表されているが、頭脳明晰な探偵(ホームズ)と少しお茶目で間抜けな助手(ワトソン)の黄金コンビという設定は、不動のスタイル。

 
このように、コナン・ドイルの生み出したシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンの二人は、姿かたち(作品によっては性別)を変えて現代でも生き続けている。それだけこのコンビは名キャラクターということだろう。

【スマホ】iPod touchの販売終了が決定/iPodシリーズにお世話になった自分としては感慨深い

1.一つの時代の終わり

先日、AppleからiPod touchの販売を終了する旨がアナウンスされた。
 
それを聞いて感慨深い私。というのも、私は2013年ぐらいまでiPod touchを愛用していたからだ。2009年から続いているこのブログでもiPod touchについて取り上げたことがある。あれからもう9年・・・。月日が経つのは本当に早い。
その当時の私は、スマホではなくガラケーを使用していた。ただし、iPhoneにはそれなりのあこがれがあったので、iPod touchを所有して、iPhoneアプリを使用するという涙ぐましい努力(?)をしていた私。
その当時は、現在のようにスマホの低額利用料金プラン(ahamo、povoなど)が存在しなかった。もし、家族4人で利用していたら、毎月2万円は超えていただろう。そのため、キャリアでのスマホ利用には二の足を踏んでいた私。

しかし、その後になって状況が大きく変わる。政府の強力な働きかけもあって、格安SIMやSIMフリースマホが市場に参入し始める。その結果、ユーザーは低料金でスマホを利用できるようになった。我が家では、かなり早い時期にこれらを利用し、現在に至る。例えば、家族4人の毎月の利用代金は4000円前後で、通信費の削減に成功。当時はこのような状況は想像もできなかったが・・・。

2.進化し続けるテクノロジー

これまでの音楽プレーヤーや携帯電話の技術の変遷を振り返ると、かつてMDウォークマンはそれまで主流だったカセットウォークマンを駆逐し(今の若者はカセットテープは知らないはず)、そのMDウォークマンはiPod touchを含むiPodシリーズに駆逐されてしまった。そして、スマートフォンが世の中に広く普及した結果、iPod touchはその役割を終えたかのように市場からその姿を消そうとしている・・・。まるで現代版平家物語のような目まぐるしいまでのテクノロジーの栄枯盛衰ぶり。まあ、これも歴史ドラマの一つといえるかもしれない。

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思い返してみれば、この10年間で様々なテクノロシーが登場しては消え、それらを渡り歩いてきた私。 
今回のiPod touchの販売終了のニュースは、音楽業界における一つの時代の終わりを告げるもの。このアイテムにお世話になった私としては、大変感慨深い。
 

 

【登山】高森山、四国山(和歌山県)からオーシャンビューを楽しむ/先日訪れた淡路島を本州から眺める不思議な体験

少し前の話になるが、GW後半に和歌山県北部にある高森山と四国山を縦走してきたので、その模様を紹介したい。

 
当日は、難波駅から南海電車に1時間乗ってみさき公園駅で下車。ここから地元のコミュニティバスに乗車して20分ほどの距離にある小島住吉バス停で降車する。そこから海岸沿いをのんびりと南西に向かって歩く。途中には釣りを楽しむ人もちらほらと見える。

 
そのまま海沿いに南下して大川港に到着すると、高森山への登山道に入る。木々がうっそうと茂る林道を1時間ほど歩くと、高森山(285m)にあっさりと到着。眼下にはさきほど通過してきた大川港が見える。キラキラと輝く青い海がまぶしい。

 

しばらく、この風景を楽しんでから次の目的地となる四国山を目指す。なんでも四国山という名前の由来は、四国まで見渡せるだからとか。眼下に広がる太陽光発電所や友ヶ島が眼下に見下ろしながらと進む。眼下に海を見下ろしながらのハイキングは本当に爽快。あと、なぜかウグイスの鳴き声も聞こえるから不思議(以下の動画で音量を上げると聞こえる)。
 
1時間ほど下りと登りを繰り返して四国山展望台に到着。この展望台からは、周囲360度の絶景を楽しむことができる。あたりには私以外にハイカーはおらず、この絶景を独り占めできたのはラッキー。せっかくなので、自宅にいる妻にLINEのビデオ通話をかけて、リアルタイムでこの光景を見せたぐらいだ(妻は「いきなり何よ!?」という感じだったが・・・)。

 
 
 
風に吹かれながら、この絶景をしばらく楽しんでいたが、帰りの時間もあるため、そろそろ下山することに。展望台から南に1時間半ほど歩き続けると南海電車の西の庄駅に到着。これで登山は無事に終了したが、歩き疲れて帰りの電車では熟睡していた。
 

 
今年のGW後半は好天が続き、絶好の行楽日和だった。今回登った高森山、四国山からは西の淡路島の洲本がよく見えた。この洲本は、前の週に旅行で訪れたばかり。洲本城から私が今いる紀伊半島(東方面)を眺めることができた。
 
その翌週にこうして、和歌山から紀淡海峡を挟んで洲本を遠望するというのもなかなか面白い体験。
 

登山というと内陸部が多いが、今回のように海を見下ろしながらのトレッキングは爽快感があって楽しい。特に、2019年に福岡県北九州市下関の風師山に登ったのは良い思い出。

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またいつになるかわからないけれど、海の見える山のトレッキングを楽しみたい。 

 

【経済】元ジャスダック上場のオンキヨーが自己破産/議決権行使のお礼が届いたばかりなのに・・・

5月13日にオンキヨー(オンキヨーホームエンターテイメント)が自己破産を申請した。リーマンショック以降に急激に業績が悪化し、リストラを続けていたが、今回のような顛末になってしまった。
 
これまで何度かブログで紹介したとおり、過去に私が転職活動した際に求人情報を目にしたり、昨年株価が15円ぐらいのときになんとなく記念に1株だけ購入したことがあり、少し縁があった会社。
かつて私は大阪市中央区北浜の証券会社(コンプラ部門)に勤務していたことがある。その近所にオンキヨーの本社もあった。
場所は、大阪証券取引所の西向かいのビルで、確か2~3フロアぐらい利用していたはず。このビルの地下には、飲食店がいくつか入居しており、私も何度か利用したことがある。

 
ただし、その後にオンキヨーは東大阪市に本社を移転。おそらくリストラの一環で家賃を少しでも安くするためだったのだろう。このような会社のコスト削減策は与信管理的には、一種の信用不安情報(シグナル情報)に相当する。つまり、これも倒産の前兆(シグナル)の一つだったということ。
 
ちなみに、私は、過去に転職活動を行っていた当時、会社規模の大きい順番から片っ端に応募していたので、オンキヨーを実際に応募したわけではない。しかし、もし入社していたら今頃失業していたわけで、会社選びは本当に大切だと痛感する。
そういえば、オンキヨーから株主総会の議決権行使のお礼(=500円のクオカード)が自宅に到着したのは、つい先日の話。一応、これで株式購入分(1500円)のうち、3分の1は回収できたことになる。
 
そして、その手続きが終わるのを待っていたかのような今回の破産申請。それは、株主に対して少しでも誠意を見せようとする元上場企業としての最後の矜持だったのかもしれない・・・。